私はぶれない母を求めていたのか。

父はぶれなかったから、話す機会は少なくても言葉が残っている。

母はぶれぶれ。

基準がわからない。

そんな母に私は「どれ?」と聞きたかったのではないか。


奥田健次さんは発達障害や不登校などの支援で有名だ。

心理学者の本としては断トツにわかりやすい。

そして大人になった私も大いに頷く。

かつて子どもだった私は、だから母は「残念な親」だったのかと妙に納得したよ笑


答えにくいことを真顔で聞いてきた息子に感謝だな。

この本、息子育てる時に読みたかった。