今日は東大の合格発表日。
おかげさまで次男も無事、
合格をいただきました
（掲示が今年も中止なのは残念！）
昨年、長男が合格した時に、
コロナで入学式がなくなることを予想して、
家族で東大を訪れ、写真を撮りました。
その時、たまたま近くにいたご家族に
写真をお願いしたところ、
そのご家族は３人の息子さん全員が
東大に入ったと。
（その時撮っていただいたのが上の写真）
私も「３人全員とはすごい！
」と思いましたが、
ご両親も上2人のお兄様も淡々としておられて、
「当たり前、という感覚なんだろうな」
と感じました。
日々、自分が関心のあること、
やるべきことに向き合い、行動し、
積み重ねている。
その先に、東大に入りたいという思いが生まれ、
やることをやっただけ。
そこに言い訳も諦めも逃げもなく、
自分で決めたことを積み重ねたから、
恐れも迷いもない。
自分との約束をどれだけ守ったか。
それが自分への信頼を生み、
自信となります。
そして結果がついてくる。
受験、おつかれさま。
自分の決めたことを自分で叶えたこと、
おめでとう！
そして。
息子2人が東大に入ったことで、
感じること。
それは、
「あくまで結果に過ぎない」
ということです。
東大に入れることを目指して
子育てをしてきたわけではないからです。
「自分と周りを幸せにできる人になってほしい」
「そのために自分の能力を磨いてほしい」
「自分を大切にし、可能性を広げてほしい」
そう思って育ててきました。
そしてそのために、
「どうしたらもっとよくなるか？」を考え、
「そのために私にできることは何か？」と、
私にできることをしてきました。
ですが、ここに１つの落とし穴があります。
それは、
「私にできることは何か？」
ということ。
特に中学以降は2人とも全寮制に入り、
ほとんどが本人任せ。
だからこそ失敗もあったし、
私自身、手も口も出したくなったことが、
何度もありました。
その時期を振り返って言えることは、
親が先回りすることは、
子どもの学びの機会損失にしかならない、
ということ。
その「良かれと思って」は誰のため？
お子様が小学生時代はまだしも、
思春期以降はなおのこと、
「さげ母・コミュニケーション」にしか
なりません。
信頼関係が揺らぎ、力がつきません。
というのも、私自身が一時期、
全寮制で頑張っている息子たちに対して、
「さげ母・コミュニケーション」をしていて、
息子たちが伸びる機会を奪っていたことが
あったからです。
「息子たちにやりたいことを見つけてもらいたい」
「もっと能力を磨いて欲しい」
と、小学生の時のように、
留学や学びに関するいろんな情報や経験の機会を
与えようとしていました。
しかも厄介なことに、
その時にはそれがさもいいことであるかのように
勘違いしていたために、気づけません。
「なんでよくならないんだろう？」
「どうしたらもっとよくなるんだろう？」
と、いろんなことを試しました。
が、変わらないのは当たり前。
私のアプローチが間違っていたからです。
そもそも、思春期の息子たちに、
私が何かを与えようとしているのは、
その根っこでは、
「息子たちは自分で見つけられる」
という信頼に欠けている証拠。
つまり、ネガティブスタートであり、
それが現実化されてしまっていたのです。
その信頼の欠如、スタートの意図に
私は自分で気付いていなかった。
せっかく全寮制に入れたのだから、
息子たちを信じ切っていればよかっただけ。
私の余計な思考が、余計な問題を創りました。
そして長男が自ら浪人を選び、
東大合格を果たすまでのプロセスの中で、
現実を創っている思考のタネに気づき、
ようやく、自分が「さげ母」になっていたことを
認めることができました。
そして、もう一度「あげ母」になる！と決めた。
「どうしたらもっとよくなるか？」を考え、
「そのために私にできることは何か？」と、
「自分にできること」をする。
「自分にできること」は、
息子たちのために、ではなく、
自分の思考と行動に責任を持つ、ということ。
つまり、自分の人生を輝かせること。
そう改めて気づき、
私が私の人生にもう一度注力しだすと、
息子たちにも変化が起き始めました。
私がかつて息子たちに望んでいた変化が、自然に。
彼らの足を引っ張っていたのは私、でした。
こうして、私自身が
「あげ母→さげ母→あげ母」となったからこそ、
なぜそうなるのか、
その結果どうなるのかも
わかります。
「さげ母・コミュニケーション」の怖さも、
「あげ母・コミュニケーション」の大事さも
わかります。
だからこそ、
中学受験や日々の親子間のやりとり、
夫婦関係などの問題やできごとを通して、
今気づくべきサインを受け取り、
より大きな豊かさを受け取ってほしい。
私ができたのだから、
必ずそうなれます。
その想いと学びを、
たくさんのお母様にお伝えし、
お母様自身とご家族の可能性を広げる力となる。
それが、幸せなご家族を増やし、
社会が幸せで豊かになっていくことだと
感じています。
人は皆、幸せになるために
生まれてきたのですから。
そして息子たちにも、
東大での学びを、社会に還元していけるよう、
日々邁進していってほしいと願っています。
東大合格も中学受験と同じく、
人生の通過点の１つに過ぎないから。
もちろん、そうなるかどうかは、
私がどう在るか次第。
私が日々、120％で邁進するだけ、ですね。
軽やかに、楽しく、ご機嫌に
これからの私が、ますます楽しみです
自分も周りも進化する
「あげ母・コミュニケーション」を知って、
あなたも一緒にあげ母ライフ、
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