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ドキュメンタリー映画『抗い 記録作家 林えいだい』を見た。
HPは次のとおり。
http://aragai-info.net/
「林えいだい
1933年12月4日、福岡県香春町生まれ。ありらん文庫主宰。
早稲田大学時代、足尾銅山鉱毒事件に政治家生命をかけて取り組んだ田中正造の生き方に強く影響を受ける。
大学を中退し帰郷。北九州市教育委員会に勤める傍ら、地域の婦人会と北九州市の公害問題に取り組み、37歳で退職、記録作家となる。
徹底した聞き取り調査により、朝鮮人強制連行、差別問題、特攻隊の実相など、人々を苦しめた歴史的事実の闇を追及し続けた。
記録作家としての活動が、『朝日新聞』夕刊連載の「ジャーナリズム列伝」(2011年6月29日ー2011年7月29日)などで紹介された。
読売教育賞(1967年)、朝日・明るい社会賞(1969)、青丘出版文化賞(1990年)、平和・協同ジャーナリスト基金賞(2007年)ほか受賞。
2017年9月1日肺がんのため永眠。」
私が林えいだいを知ったのは彼の著書『望郷 鉱毒は消えず』である。
この本も知人に譲ってしまい、手元にはない。
公害を告発する人としてしか知らなかった。
彼の父は神主であったが、強制労働をさせられ逃亡を図った朝鮮人を匿い、特高に捕まり拷問死している。
えいだいは父の生き方に影響を受け、生涯国家権力に「抗い」続けたようである。