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映画「汚れたミルク あるセールスマンの告発」を見た。
画像はそのチラシである。
今から20年前にパキスタンで乳幼児に健康被害が起こった。
大企業ネスレが強引に粉ミルク販売したが、貧困家庭には水道はなく、不衛生な水で粉ミルクを溶き乳幼児に飲ませた。ネスレは消費者に対する説明を怠った。母乳の大切さも啓蒙しなかったようである。
その結果多くの乳幼児が健康を損ない、死亡に至ったりした。
こうした事実を知ったセールスマンが自分や家族の命を脅かされながら告発に踏み切ったが、その壁は厚かった。
事実に基づいて作られたこの映画も公開の危機にあったという。
日本での公開が世界初である。
この映画については次のサイトに詳しい。
<弱者を搾取する大手企業の真実:ある男の命がけの告発を映画化『汚れたミルク』>
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27762