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ドキュメンタリー映画「チリの闘い」を見た。
第一部「ブルジョワジーの叛乱」、第二部「クーデター」、第三部「民衆の力」。
1970年、チリでサルバドール・アジェンデが大統領選で勝利し、社会主義政権が誕生した。
しかし、その後は右派、富裕層、米国(CIAが暗躍)による政権打倒のサボタージュなどの策動により追いつめられてゆく。
アジェンデは大統領にはなったが、議会では野党が多数を占め、政府が提出する改革案はことごとく否決されてゆく。
それでもアジェンデ政権はしぶとく生き抜くように思えたが、合法的にアジェンデ政権を打倒することを断念した右派、富裕層、米国は軍によるクーデターに踏み切る。
1973年9月11日のクーデター後、権力を握ったピノチェトが軍事独裁のもと多くの国民を虐殺し、経済政策でも大きな失策をしたことはよく知られている。