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映画「家族の灯り」を観た。
内外の大新聞の映画評はすこぶる良い。
日本の新聞の映画評は外国の映画評に影響をうけたのだろう。
見逃してはならないらしい。
京都では京都シネマで公開されている。
「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもんだ。
実につまらなかった。
私には高尚過ぎたのだろう。
さて、今日は「エイプリルフール」だが、私は嘘を言っているかどうか。

公式サイトには次のように紹介されている。
巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督が描く、ある家族の愛の姿
2013年12月で105歳を迎える現役最高齢の映画監督であり、「世界で最も偉大な映画作家」として敬愛されるマノエル・ド・オリヴェイラ監督(「コロンブス 永遠の海」「ブロンド少女は過激に美しく」)は、90歳を超えてからも尚、毎年一本という驚異的なペースで新作を発表し続けている。その作品は老いや衰えを感じさせることなく、むしろ映画へのさらなる情熱や瑞々しさを感じさせる。待望の新作となる「家族の灯り」はポルトガルの作家ラウル・ブランダンの戯曲を映画に翻案、オリヴェイラ自身が脚本を担当している。失踪した息子を盲目的な愛で信じ続ける母、置き去りにされ悲しみの中で毎日を過ごす息子の妻、人生と社会に抗い、家族を捨てた息子、そして家族を守り、最後に大きな決断をする実直な父― 物語の大半がこの家族の住む家で繰り広げられる本作は、どこにでもある家族の愛の姿を、オリヴェイラならではの厳しくもやさしい視点で描き、崇高な芸術にまで高めた傑作である。

ストーリー
ある街で帳簿係として働くジェボは、妻ドロテイアと息子の妻ソフィアとともにつましく暮らしている。彼らの息子ジョアンは8年前に忽然と姿を消していた。ジェボは息子の失踪した秘密を知っているが家族には隠していた。ジョアンの帰りを待ちわび、悲しみに暮れる日々を過ごす一家――。そんなある日、突然ジョアンが帰ってきた…。長い間不在だった息子の突然の帰宅に動揺する家族の姿をとおして、家族愛の普遍の姿と人間としての誇りを描いた至高の物語。