「九牛一毛」というのは多数の牛のなかの一本の毛ということで、多数のなかの微少な部分だから、取るに足りないことを例える四字熟語である。
(例文)沖縄県民は「九牛一毛」として政府(本土国民)から切り捨てられてきた。

さて、ここで創作四字熟語である。
「九牛一涎」を作った。
「九牛一涎」とは多数の牛のなかの涎一滴ということで「九牛一毛」と同じ意味だと思うと間違いである。多数の中の牛の一頭が涎を垂らすの見て、まず「口蹄疫」を疑い、警戒心を抱くようにとの警告の意味合いもあるが、九州の牛の一頭が涎を一滴垂らしたのを見て、「口蹄疫」を発症したと恐れ、パニックになる国民性を揶揄するときにも使われる。「熱さに懲りて膾吹く」とやや似た意味か。