「内憂外患」:聖人なら国の内外ともに心配事のないようにできるだろうが、聖人でないから両方ともにうまく治めることができない、の意(四字熟語辞典)とある。

現在の安倍政権のことを指しているかのようである。しかし、安倍総理は聖人でないからしようがないとは言えない。まさに、国内外の心配事に対処するのが政治家の本来の仕事である。野党といえど、同様である。

ところが聖人でないことに居直っているのが、現実の議員諸氏である。視察・研修に名を借り、税金(政務・国政調査費)の使い放題である。国内外の温泉、観光地、祭見物が目的といってよい。遊興に観光が目的なのだ。
これすなわち「内遊外観」である。

参議院選挙を控え、「全国遊説」で飛び回っている議員諸氏の中には「全国遊税」といって税金で遊んでいる輩もいるに違いない。

選挙期間中の政治家諸氏の頭の低さに驚く燕あり。
 一句「燕が 落とす糞にも 最敬礼」