こんにちは、フクロウです。

これは未経験の不動産屋（不動産の知識・経験ゼロの男）が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。

「不動産投資に興味がありませんか？」

「コチラの物件もご検討下さい」

このようなしつこい営業をされた方は多いはずです。

不動産屋の営業マンの給料は歩合制（成功報酬型）なので強引でしつこい営業スタイルなのです。

給料だけでなく、毎月のノルマもありますからね(笑)

……ということで読者様からDMを頂いたのでお答えします。

賃貸物件の内見に行ったのですが、その後に毎日のように電話がかかってきます。

その不動産屋のスタッフの対応が微妙だったので「また機会があればご連絡いたします」と断ったにも関わらず、深夜や早朝の迷惑な時間帯に連絡してきます。

「他でも物件を探しているので……」と言ったら脅迫めいた発言もされました。

どのように断るのが正解なのでしょうか？

いや～めちゃくちゃ分かります。

私も不動産屋になる前に賃貸物件を探している時に同じような体験をしました(笑)

答えの前に、このようなしつこい営業に対して法律による制限を確認しましょう。

【宅地建物取引業法による勧誘の禁止行為】

①不確実な将来利益の断定的判断を提供する行為
②威迫する行為
③私生活又は業務の平穏を害するような方法によりその者を困惑させる行為
④勧誘に先立って宅地建物取引業者の商号又は名称、勧誘を行う者の氏名、勧誘をする目的である旨を告げずに、勧誘を行う行為
⑤相手方が契約を締結しない旨の意思（勧誘を引き続き受けることを希望しない旨の意思を含む）を表示したにもかかわらず、勧誘を継続する行為
⑥迷惑を覚えさせるような時間の電話又は訪問する行為

今回の読者様と不動産業者のやり取りでは②⑤⑥に違反していますね。

なので、余裕でアウトですwww

無視で終われば良いのですが、それでもしつこく営業や勧誘してくる場合は国土交通省や都道府県にチクりましょう(笑)

※不動産業者はホームページに免許番号を記載するのが必須となっているので、免許番号の前に「国土交通大臣」と記載されていたら国土交通省、「都道府県知事」と記載されていたら都道府県に連絡しましょう！

【その際に必要な物】

・営業や勧誘してきた日時

・会社名

・会社所在地

・免許証番号

・担当者名

・具体的なやり取り（メール、LINEなど）

上記のような証拠を記録して連絡すれば、しつこい不動産業者は業務停止、免許取り消しなどの厳しい処分の可能性がありますが、実際は指示処分のような軽い処分だけだと思います。

前置きが長くなりましたが……しつこい不動産営業をかわす最強の言葉は「すいません、他で良い物件を見つけたので契約しちゃいました」です。

嘘で良いです。

この一言で全て終了です。

不動産屋の営業マンは「契約済みなので、もうお金にならない」と感じたら連絡してきません。

稀に「どちらの物件ですか？」と個人情報をゴリゴリ聞いてくる常識がないバカな不動産屋もいますが、「それは個人情報なので言えません」と言えばOKです(笑)

契約済み（嘘ですが）なのに、しつこい営業をしてくる不動産業者は国土交通省や都道府県に通報しちゃいましょうwww

ちなみに不動産購入、不動産売却、不動産投資の話などで、「買わない」「売らない」「興味ない」と断っているのに自宅まで来るような犯罪レベルの悪徳業者は消費生活センターや警察に相談するようにして下さい。

人の迷惑を考えないクソ不動産屋は早く潰れろ(笑)