こんにちは、フクロウです。

これは未経験の不動産屋（不動産の知識・経験ゼロの男）が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。

チバリーヒルズを知っていますか？

バブル期の平成元年（1989年）に千葉県の緑区あすみが丘で、東急不動産が販売した60区画の高級分譲住宅街です。

正式名称は「ワンハンドレッドヒルズ（One Hundred Hills）」といい、アメリカロサンゼルスの高級住宅街「ビバリーヒルズ」に似ていることからチバリーヒルズと呼ばれています。

日本にはほとんどなかった「ゲーテッドコミュニティ」というものがあります。

※ゲーテッドコミュニティとは？

ゲートを設け周囲を塀で囲むなどして、住民以外の敷地内への出入りを防ぎ、防犯性を向上させる住宅地のこと！

しかし、バブル期とはいえ、販売価格が高額だったことや都心から遠すぎるといった問題があり、今でも半数以上が販売されています。

つまり、築30年以上経ちますが、現在も好評分譲中ということです(笑)

現在チバリーヒルズに居住している人は数名で、多くは会社の保養施設や別荘として利用されているようです。

チバリーヒルズは道路や道幅も広く、街並みは外国のようです。

格式の高いゴルフ場の敷地に入っていくような広い道路、かなり広い高級な戸建て、管理されていない草ボーボーの空き区画といった印象です。

ちなみにチバリーヒルズのゲート内は防犯のため見学禁止となっています。

内見はもちろん可能です。

（※気になる人はgoogle mapのストリートビューでワンハンドレッドヒルズで検索してみて下さい）

基本的に住民しかゲートの先へは行けません。

チバリーヒルズに入るためのゲートが2つほどあるので、それで管理費が8万円ほどかかるようです……。

◆チバリーヒルズの年間の維持費（おそらくの金額です）

・固定資産税　100～150万円

・管理費　約100万円

・水道光熱費　？

合計　約300万円ほど？

……めちゃくちゃ高いですね(笑)

バブル期に5億～15億円で販売されていたチバリーヒルズ。

残念ながら現在はそこまでの価値はなく、物件にもよりますが1億3000万円ほどで販売されています。

今は不動産価格が上がっているので、所有者の方も「今が売り時」だと判断して一斉に売りに出しているような気がします。

数年後に不動産取引が落ち着けば、7000～8000万円ほどでしか売れなくなってしまうかもしれません。

現在は人の気配がないゴーストタウンとなっていますが、良い意味で静かな環境で生活したい人には最高の不動産ではないでしょうか(笑)

お金持ちの方にお願いです。

チバリーヒルズに興味がある方はぜひ私に仲介させて下さい。

客付け可能なのか分かりませんが……。

高級な戸建てやタワマンの仲介よりも「あのチバリーヒルズを仲介した」というインパクト最強の肩書きが欲しいです(笑)

チバリーヒルズとは？