【仲介手数料は無料!】それ…騙されているかもしれませんよ!?
こんにちは、フクロウです。これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。「仲介手数料は無料です!」「初期費用0円でお引っ越し!」「当社なら仲介手数料は一切いただきません!」不動産サイトを見ていると、こんな夢のような言葉がズラズラと並んでいます。正直に言いましょう。初めて部屋探しをする人ほど、こう思います。「え、ラッキーじゃん」「普通は取られる仲介手数料が無料?最高じゃん」「不動産会社って、意外と良心的なんだな」……はい、ここで一度、深呼吸してください。実はこの「仲介手数料は無料!」は、ほぼ無料ではありません(笑)ということで、不動産業界で長年こすられ続けてきた「仲介手数料無料」という魔法の言葉の正体を分かりやすく解説していきます。仲介手数料とは?まず基本からいきましょう。仲介手数料とは不動産会社が「貸主(または売主)」と「借主(または買主)」の間に入り、契約を成立させた対価としてもらう報酬です。賃貸の場合、法律(宅建業法)ではこう決まっています。【仲介手数料の上限】→家賃1ヶ月分+消費税つまり家賃10万円なら、最大11万円(税込)までOKということです。ここまでは、どこの不動産屋でも同じです。「仲介手数料無料」なら不動産屋は何で儲けてるの?ここで、誰もが思う疑問。「仲介手数料を取らないなら、不動産屋さんは何で食べてるの?」答えはシンプルです。別のところから、しっかりお金をもらっているのです。パターン①大家さんからもらっているまず一番多いのがこのパターン。広告料(AD)という名のボーナスをもらっているのです。不動産業界には広告料(AD)という仕組みがあります。これは大家さん(管理会社)が不動産会社に対して「この物件を決めてくれたら家賃1ヶ月分あげるよ」と支払う成功報酬です。※私が見た中で一番多かったのは3ヶ月分!つまり「借主 → 仲介手数料0円」ですが、「不動産会社 → 大家さんから1ヶ月分ゲット」という構造なんです。ただし…これは別に違法でも何でもありません。不動産業界ではごく普通です(笑)ここで1つ重要なことがあります。それは……全ての物件に広告料が付いているわけではないということです。というか、むしろ広告料(AD)が付いていない物件がほとんどですwww広告料(AD)が付いていない物件はどうなるの?ここで問題が起きます。広告料がない物件の場合、不動産会社はどうするのでしょうか?答えは2択です。①その物件は紹介しない②別の名目でお金を取る……はい、もう察しがつきますね(笑)パターン②「〇〇サポート費」「△△事務手数料」の正体仲介手数料は無料なのに見積書をよく見ると……・事務手数料:22,000円・サポート費:16,500円・契約書作成費:11,000円・消毒費:19,800円などなど。合計したら普通に仲介手数料並みです。名前を変えただけで、実質的には仲介手数料と同じ額を回収しているケースも珍しくありません。それって違法じゃないの?そうやって考えるのは当然です。ですが、結論から言うと……・仲介手数料として取る → 家賃1ヶ月という上限あり・別サービスとして取る → 一応セーフ(グレーですがwww)このような扱いなのです。つまり「これは仲介手数料ではなく、当社独自のサービスです」と言われると完全アウトとは言い切れないのが現実です(笑)ただし中身が伴っていない場合は要注意です。パターン③:そもそも物件が釣り物件「この物件、仲介手数料無料です!」↓問い合わせ↓「すみません、今ちょうど決まっちゃいまして…」はい、出ました。不動産業界の伝統芸能・おとり広告ですwww実際に案内されるのは、・家賃が少し高い・広告料が付いている・「こちらも無料ですよ!」と言われる別物件こんな感じです……。結果、「仲介手数料無料」という言葉に釣られただけというケースもあります。(私自身もお客様から「過去に騙された」とよく聞きます!)「仲介手数料無料=借主に不利」という真実ここで、あまり語られない話をします。不動産会社が積極的に紹介するのは下記のような物件です。・広告料が高い・早く埋めたい(管理物件)・条件が少し弱いつまり、「借主にとってベストな物件=不動産会社にとってベストな物件」とは限らないのです。「無料」より怖いものはないここで、こんな言葉を思い出してください。「この世で一番高いものは無料のものだ」仲介手数料無料もまさにこれです。・選択肢が狭まる・不要な費用が紛れ込む・物件選びが誘導されるこうした見えないコストを借主が背負っていることも少なくありません。結論:仲介手数料は払うべきか?これは内容次第です。ちゃんとした不動産会社の場合は、・物件のメリット、デメリットを説明・ダメな点も正直に言う・条件交渉も頑張るその対価として仲介手数料を払う価値はあります。逆に、・ただ鍵を開けただけ・書類を右から左に流しただけこんな仕事なら「それで仲介手数料が家賃1ヶ月分?」と思って当然です。仲介手数料無料に騙されないためのチェックリスト最後にこれだけ覚えておいてください。・見積書は必ず合計金額を見る・不明な費用は「これは必須ですか?」と聞く・仲介手数料無料の理由をはっきり説明できるか確認・他の不動産会社にも同じ物件を聞いてみるこれだけで地雷を踏む確率はかなり下がります。まとめまとめてみます。・タダなのは「仲介手数料という名前」だけ・お金は別ルートで動いている・無料には必ず理由がある不動産業界は知らない人ほど損をする世界です。だからこそ「無料だからラッキー!」ではなく、「なぜ無料なのか?」と一歩立ち止まって考えることが騙されないポイントです。これから一人暮らしなどで東京都内で賃貸を考えている方は私にお任せください。広告料(AD)が付いている物件ならば、仲介手数料は無料でOKですよ♪DMお待ちしております。もちろん騙さないのでご安心ください(笑)