端午の節句といえば柏餅ですな。


昔、中国語の学校に通っていたとき、

「日本のゴールデンウイークについて中国語で発表せよ」とい

お題が出された。


私は端午の節句に食べる柏餅について語り始めた。


「柏」と「餅」を日中辞典で調べ、その訳語を使って話を始めると

先生からダメだしが・・・


ダメだし

ではなんと言えばいいのですか、と聞くと

「柏の葉をもって餡(あん)の入った餅をくるんだお菓子」

言えとおっしゃる。


そりゃまた長ったらしいな、と思いつつ話を始めた。


柏の葉をもって

「日本ではよく柏の葉をもって餡(あん)の入った餅を

くるんだお菓子を食べます。

私はそれが大好きです。

先日実家に帰省したとき、母が柏の葉をもって餡(あん)の

入った餅をくるんだお菓子買ってきてくれました。私は・・・」


汗だくになって終了。舌をかみそうだ。


発表が終わるとクラスメイトから質問をされるという

流れになっている。


質問:あなたは柏の葉をもって餡(あん)の入った餅

    くるんだお菓子のなかで、

    どの餡(あん)が好きですか?


答え:私は柏の葉をもって餡(あん)の入った餅を

    くるんだお菓子のなかではみそ餡(あん)が好きです。


質問:あなたは柏の葉をもって餡(あん)の入った

    餅をくるんだお菓子を何個食べましたか?


答え:私は柏の葉をもって餡(あん)の入った餅を

    くるんだお菓子を5つ食べ、夕飯が食べられませんでした。


疲れる

先生! 長いっす!




柏餅の季節になるとその長い訳語を思い出しますわぃ。



子に柏餅