ありがとうございました。
振り返れば充実した日々でした。
もっともっと役者として、舞台に立つということはどういうことなのか、考えていけたらいいなって思いました。
稽古中はあまりに精神を消耗するのでリュックとぶつかるシーンを「じゃあもう一度やりますね~♡」と演出家に言われるたびにウオオオってなってました。やります。やりますよ。やりますけどね。
リュック役の久井くんとは多分(多分)仲良くなれたと思うのに劇中ではもうほんとまともな会話がないない。それでも役者間でぴりつきがなかったのはそれぞれの人柄だなぁと思ったり、ぴりついてみるのも面白かったか…と思ったり。久井くん飄々としてましたね。いい意味で。リュックが白いドレスで出てくるシーン、ゲネの直前までずっと笑っちゃってて、ごめん。本番は笑わなかったでしょ。ゆるせ。
対照的にマルティーヌ役のけいこさんとはなんとなく程好い距離感だったように感じます。ところが本番入ってから急に意気投合して今めちゃめちゃ乙女ゲームの話で盛り上がってますけどwwwマルティーヌの抱えるセンシティブさ、それを語るマルティーヌの切なくて柔らかくて強い感じが素敵でした。
イザベル役のことみちゃん。琴美ちゃんの実のお姉さん、私の実の妹の面影をそれぞれ感じてなんだか本当に姉妹のような錯覚。一緒にお芝居出来たことが嬉しかった。もっともっとお姉さんとして色んなことを教えてあげられたらって思った。
琴美ちゃんは座組でいつも無邪気に、でも皆への気遣いもしてくれながら立ち回ってくれて、彼女がいてくれて本当によかったなと思います。
演出宮田さん。
研究所で1期下の彼女。もともとは彼女と一度やってみたいなと思って参加を決意した作品。研究所のこと、あの時こうだったねって思い返して笑いながら話せたのは楽しかったね。そして今お互いに成長を見せ合えてよかった。
スタジオ円を率先して作り上げてくれてありがとう。
ほかにも本当にたくさんの方々に助けていただきました。
カーテンコールでの拍手、本当に嬉しかったです。
カトリーヌ、かなしいひとだったけれど、そうなるしかなかった貴女をそれでも愛していました。
ありがとうございました。
孤児のミューズたち、終了です!!