女子会

登場人物は4人

 

1.私が離婚したことを久しぶりに会った友達に伝えた

 

友達は「大変だったね」の表情をしていた

紙のやり取りだけだし別に大変じゃなかったけど

 

私の友達には根掘り葉掘り質問をするような野暮な子たちはいない

(興味がないだけかもしれない)

 

2.ずっと赤ちゃんができなくて頑張ってた友達にやっと赤ちゃんができた

 

私たちは「おめでとう」の表情をした(と思う)

おめでとうの言葉が合っているのかわからない

彼女が今どれくらいの不安と希望を抱えているのか想像の域を出ない

 

私たちは根掘り葉掘り質問したり無駄にねぎらったりする野暮なことはしない

 

3.子供がかわいくて仕方がない別の友達2人の育児に関する会話

 

子供あるある

保育園のママたちとの会話

新しくママになる子に向けた「こっちにようこそ」感

 

私たちは「ママって偉いね」「子供ってかわいいんだね」の相槌を打った

 

私たちは「子供の話はもう飽きた」と表情に出すような野暮なことはしない

話すことがなくなったら子供の話を振る

 

集まっているのは10年来の友達だし仲は良い(と思う)

集まったあとは会えてよかったの気持ち6割、もやっとした気持ち3割、

疲れたの気持ち1割

最近はこれがデフォルトで、女子会に行く前はおっくうな気持ちになる

楽しみな気持ち6割、もやもやの先取り4割

 

家族が平和で子供がいる家庭からすると

赤ちゃんをこれから迎える家庭は「これまで赤ちゃんが欠けていたけどやっと完成する」

離婚した人は「赤ちゃんどころか家庭が欠けていてかわいそう」

そういう風に見えているのだろうか

 

まさかそんなことを言ってくる野暮な人は私の周りにはいない

言わないけど本当はどう思っているかはわからない

そしてそれは私の問題ではない

 

もし気の毒だと思われているんじゃなかろうかと思うなら

私が勝手にそう捉えている、と言える

 

***

私がしてない野暮なこと

私には彼女たちは持っていない自由があること

そんなことを「満たされた家庭」に見せること

 

「彼女たち」はどう思っているのか・・・

本当のところは本人以外わかるわけがなくて・・・

***

 

この気持ちの正体を知っている人もいるんでしょう?

正体をまだ知らない私は「まだその境地に立てていない人」として

マウントを取られているの?

 

ほらまた他人(どこにいるかもわからない知らない人も含む)から

どう見られてるか考えた

 

ああ、もう少しで何か見えてきそうなんだけど面倒になってきた

 

こんなこと夜中に考えてる時点で暇なんだよな

ほら、守る家族がいないからその分自由が多くて。。。