7月1日朝
家の前でコウモリの赤ちゃんを嫁が発見!
親のコウモリが落としたのかカラスが咥えてたのを落としたのか経緯は定かではないが
かなり衰弱した様子の赤ちゃんコウモリが玄関先で悶えているではないか
このままでは死んでしまうと思い一時的に保護する事に

ネットなどで調べると色々と菌を持っている事が判り
とりあえず素手で触る事を避け
「保護してくれる施設に預けるまでは」
という形でそれまで面倒を見ることにしました
それらしい施設やペットショップ等片っ端から連絡をしたが
どこもまともに取り合って貰えず
引き取るどころか嫌な顔をされる始末
仕方がないので
「飛べるまでは保護しよう」
と思いミルクやら小動物用のゼリーやらを与えたりしながら
成長を見守る事に
虫かごにキッチンペーパーやら化粧用のコットンやら敷いて
お布団を作ってあげたり、綿棒に含ませたミルクを口に運んだりと
色々面倒を見るうちに情が湧いてしまい
自分の子供のように思えてくるようになりました(笑)
ペットのように飼ってはいけない(許可が必要?)とか
駆除の対象とか、狂犬病がどうだとか
そういう悪い情報ばかり目にして
色々と複雑な心境ではありましたが、
保護してしまった以上、自然に帰れる状態になるまでは
人として成長を見守る義務があると思い看護を続けました
ウンチをすればお尻を洗ってあげたり、1日数回コットンのお布団を取り替えてあげたり
綿棒で頭を撫でると喜ぶんですよ^^
もうこうなってくると我が子と親の関係です!(笑)
ちなみに名前は小太郎と名付けましたwww
小太郎はコットンのお布団がお気に入りのようで
お布団をかけて人間のように寝ますw
7月7日、8日桧原湖
桧原湖に泊まりがけで行く間、嫁が実家に帰るというので
流石に実家に小太郎は連れていけないので桧原湖連れて行く事に(笑)
みんなに小太郎!小太郎!と可愛がられて喜んでいるようでした^^
途中ラーメンを食べている間車に置きっ放しだったので
干からびそうになっていましたw
ミルクをガブ飲みしたらすぐ元気になったから良かった^^
7月11日朝
小太郎の親サイズ?ぐらいのコウモリが
2匹自宅の駐車場で寝ているではないですか!
これは小太郎の親か兄弟か?と思い
寝ている2匹を無理やり起こして小太郎と会わせて見る事にしました

写真で見るといかにも感動の再開!のように見えますが
この後手前の1匹は物凄い勢いで逃げて行きました。
もう1匹も小太郎のコットンを布団にして寝る始末(笑)

結局コイツもすぐ逃げてしまいました
ネットで調べて見ると、一度母親が子供を落としてしまうと
拾わずにそのまま子供が死んでしまうケースが多いようです
せっかくのチャンスを失ってしまったので
やはり小太郎が自分の力で飛べるようになるまでは我々がなんとかしなくては
ならないようです
翌7月12日
昼ぐらいからミルクの飲みが悪い
朝は元気にミルクを飲んでいたのに
お腹が空いてないのかな?オシッコの出が悪いのかな?
夜になってもミルクをあまり飲まない
でもお腹はパンパンのようです
ウンチの出が悪いのだろうと思い
小太郎のお腹を綿棒で優しくマッサージしてあげると少しだけウンチが出たようです
でも全然元気が無く
いつものようにはしゃいだり、綿棒に噛み付いたりせず
たまに口をパクパクさせるだけです
大丈夫かな?
とりあえずいつものコットンのお布団をかけてあげて寝かせました
数時間後、小太郎の様子を見に行くと
小太郎はお布団をかけたまま動かなくなっていました
ミルクを近づけても動きません
やっと目が開いたばっかりだったのに
翼も立派になってきたのに
そろそろ虫でも食べさせようって話してたばかりなのに
小太郎は死んでしまいました
7月13日朝
庭に穴を掘って小太郎をお布団と一緒に土の中に入れてあげました
小太郎ごめんね
あの時拾ってあげたのが間違いだったのかな?
小太郎ごめんなさい
安らかに眠って下さい
約2週間ぐらいだったけど沢山の思い出ありがとう
小太郎がちゃんと寝てるかなとか
夜何回も起きてカゴを見に行ったりしたなあ
でももうカゴには小太郎はいません

小太郎の気に入りのコットンのお布団が残っているだけです
このコットンを見るたび
しばらくは小太郎の事を思い出しそうです