でも昔は書けなかったことが書けるようになった。
それは喜ぶことなんかじゃなく、さみしいこと。
自信を失くしてた。
自分は皆に嫌われてると、そう感じた。
でもそれは自分のせいだから、どうしようもなかった。
そんな自分を慰める為にまわりに尽くした。
ただ好かれたかっただけだった。
けど、
あの人は、
必要としてくれる。
こんなあたしを抱きしめて、
笑ってくれる。
泣きそうだった。
初めて笑顔を見て泣きそうになった。
もう二度とこの笑顔を失うまいと、
心の底から思った。
気付いてること、
気付いてないこと、
どっちもあるんだと思う。
でも何も言わないで、聞かないでいてくれる。
あたしは、まだ話さない。
全てが終わってからしか、話さない。
そうしないと、今にも崩れてしまうから。
あの人には全てを受け入れてほしいから。
未来を話せる関係でいたいから。
あたしは近い将来、
かけがえのない存在のひとつを亡くすだろう。
だから、せめて、
あなたは、あなただけは、
あたしのそばにいてください。