君とみた星空の下で

君とみた星空の下で

極たまにしか投稿しませんがよろしくです!
あやかし緋扇とハイキューがだいすきです。
ハイキューのなかではツッキーと赤葦が1番好きです!
でもハイキューメンバー全員だいすきです♡(●´ω`●)
よろしくおねがいします!

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「志那都比古神よ!」

そう叫んだ陵の声が聴こえた。

「え…?」
あたしはあっという間に屋上の上に座っていた。

「鎮守の神よ、この緋扇に宿れ」
そう言って女の子をいつものように除霊はした。

除霊してすぐ、陵はこっちに向かって歩いてきた。
そして…

「ペチン…」             「……」
陵があたしの頬を叩いた。

「…どう……して。」         「……」

「どうしてあんなことするんですか!」

「……別に関係ないじゃん、ほっていて。」
あたしはそういって立ち上がった。

「パシ!」
「離して。」「嫌です。」
「離せっつってんだろ!」
「嫌です!」
「うるさい!あんたなんか嫌い!
離せ!」
あたしはそう言って手を振り払った。

そして走って逃げた。

だけど、陵はどこまでもついてくる。
「ついてこないで。どっかいって」
「嫌です。」
「ついてくんな!」
もう、やめて。

お願いだから。

あたしの前に現れないで。

「お願いだから1人にさせて。
どっかいって。」

「……どうしてあなたはなんでも1人で抱え込むんですか。」

「え…?」

「お願いですから、僕を頼ってください。」

「だめ…。」
だめだよ。陵に迷惑がかかる。
だからだめ。

「無理だから、あともう話しかけないで。さようなら」
あたしはそういって学校をでた。

それから走って家に帰った。