【北朝鮮・戦争】円が紙切れになる前に知るべき「有事の資産防衛5つの真実と究極の安全資産!【前半】

 
 

 

■5、超富裕層たちの行動

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画像は、Thinkstockより

 世界の超富裕層にとっては戦争は実は「金を儲けるための手段」である。むしろこの機会に儲けるだけ儲けてやるつもりで、資産はゴールドではなく「武器メーカーの株式」に移している。それも誰もが知っている武器メーカーだけではない。最新鋭の武器の目となる半導体やレーザー機器含めて、戦争で需要が突発的に上がる銘柄はすべてリサーチ済みで、同時にすべてすでに投資済みで値上がり済みなのだ。

 これは戦争が始まってから終わって世界が新たな軍備配備を完了するまでの比較的短い期間の投資の話だが、世界の超富裕層はもうひとつ、長期的な安全資産にお金をシフトしている。

それは「水」だ。

 仮に世界的に破滅的な汚染が起きた時、人類が奪い合うのは「水」だと言われている。ブルガリアの盲目の予言者ババ・ヴァンガも亡くなる直前に「21世紀のヨーロッパでは水が奪い合いになる」と予言を残している。核戦争が起きなくても地球温暖化が進むとやはり「水」が足りなくなることがはっきりしている。しかし被害を受けるのは一般大衆だけだ。

 すでに世界の水源地の多くは「水メジャー」と呼ばれる企業によっておさえられている。日本の富士山近辺や北海道の水源も外国人に土地が買われているのは周知の事実だ。つまり戦争から地球環境の崩壊まで、超富裕層にとっての最大の安全資産は実は「水」なのである。
(文=王山覚/グローバルコンサルティングファームに勤務するビジネスウォッチャー)

 
 

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