豪雨災害の死者1000人超に=救助難航、拡大の恐れ-印など
2017年08月24日 19:11 発信地:バングラデシュ
【8月24日 時事通信社】AFP通信は24日、今月10日からインド、ネパール、バングラデシュを襲っている雨期の豪雨災害の死者が1000人を突破したと報じた。各地で洪水や地滑りが多発。一部地域では救助隊が被災地に到達できず、被害状況の把握が困難になっており、犠牲者数はさらに増える恐れがある。
インドでは726人が死亡。被害は東部に集中しており、ビハール州で367人、西ベンガル州で152人が死亡した。
国境を接するネパール、バングラデシュでもそれぞれ146人、137人が死亡。インド東部やバングラデシュでは河川の水位が下がりつつあるが、ネパールでは依然、洪水の影響で首都から離れた地域での救助活動が難航している。
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