【緊急警告】8月22日~9月6日「東日本大震災2」発生の可…【中半】

 
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ユーラシア大陸にあるプレート 画像は「Wikipedia」より引用

■科学的に説明できない、しかし現実に起きている

 前掲のような地震発生の相関関係が“偶然”であるかどうかは、読者の判断に委ねることにしたい。しかし個人的には、これだけ対応する事例が多いものを偶然とは言い切れないのではないかと感じている。ただ、これを現時点で地震学的に説明することは難しいかもしれない。四川省と日本が、同一のプレート上に存在しないためだ。

 従来の理論では、九寨溝地震の震源はユーラシアプレート(大陸プレート)上にあるとされてきたが、近年の新しい理論では、中国南部の揚子江プレートまたは長江プレート上にあるとされている。このプレートは、西日本があるアムールプレートと沖縄諸島を含む沖縄プレートと隣接しており、何らかの形で相互に影響し合っているのかもしれないが、今のところ真相は不明だと言わざるを得ない。


 さて、8日配信の記事では、8月8~22日に大地震にとりわけ注意が必要であると強調したが、大地震が起きやすい期間は、8月22日(米国時間21日)の皆既日食(新月)以降も、次の満月(9月6日)ごろまで継続する。そして今、アリューシャン列島と四川省でM7クラスの地震が起きている現状に鑑みて、まもなく日本付近でもM7以上の地震が起こることを十分想定しておかなければならないだろう。日本国内のどこか、場所を特定することは難しいが、過去の傾向を見ると西日本よりは東日本で多く起きているようだ。話をまとめると、8月22日~9月6日(満月)までの期間、特に東日本では注意を怠らないようにしていただきたい。家族や大切な人を守るためにあなたができることは、大地震がいつ起きても対応できるように、できる限りの備えをすることだけだ。