焼身自殺から脱走まで…AIロボットたちの反乱が遂に始まる、…【前半】

 

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■世界の終わり…か?

 YouTubeのコメント欄では、これはロボットの反乱の始まりではないかと危惧するユーザーが出てきている。

「世界の終わりの始まりが、こんなにも可愛らしいなんて誰が思っただろう」

「スカイネットが、世界奪取に向けて動き出したのは間違いないな」

「このロボットは学習できるんだ。この意味が分かるか? こいつは、突然クレイジーになって、自分のクリエーターを殺すだろう…そうなったら、世界はロボットのものだ。今すぐそいつをスクラップ置き場に放り込め!」

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画像は「Daily Mail」より引用

■再プログラミングも効果なし!
 
 プロモボット社のプログラマーらは、IR77の再プログラミングを2度にわたり施したが、脱走癖は治らなかったようだ。なんと、再プログラミング後にも、2度目の逃走を試みたのだ。これには、プログラマーもお手上げである。

 同シリーズの他のロボットは、脱走を試みたことは一度もないというから、プログラミングに問題があるわけでは無さそうだ。万策尽き果てたプロモボット社は、逃走を図った「IR77」を処分する意向だという。

「殺さないで」と、処分反対の声もあがっているが、「IR77」は自分の死を理解するのだろうか? Googleの「DeepMind」社は、人工知能の暴走を制御する「緊急停止ボタン」を開発したというが、今後、進化するAIとのイタチごっこが続くのは確定とみられている。果たして最後に笑うのはどちらなのだろうか―。
(編集部)

動画は、「YouTube」より


参考: 「The Washington Post」、「Daily Mail」、ほか