景気循環【超重要】Ⅲ【後半】内閣府による定義【欺創】・景気…
景気ウォッチャー調査
詳細は「景気ウォッチャー調査」を参照
上記のような景気循環は、ほぼ景気動向指数の数値の結果から判断されたものである。しかし、数値上の景気と実感する景気が一致しないことがあるため、景気の実感が景気循環と異なることがある。そのため、景気ウォッチャー調査で実質的な景気は判断される。この景気ウォッチャー調査は、3か月前と比べた景気(現状判断DI)と、2、3か月先の景気の先行き(先行き判断DI)が調査され、いずれの結果も、50%のときが「不変」。50%を超えた場合「景気がよくなった/よくなるだろう」。50%を下回った場合「景気が悪くなった/悪くなるだろう」となる[14]。結果は、内閣府から発表される。
脚注
- ^ “景気動向指数の見方、使い方 第1章 景気変動をどうとらえるのか (1) 景気変動”. 内閣府. 2011年4月29日閲覧。
- ^ “景気動向指数研究会 平成20年 6月27日 議事概要”. 2011年8月18日閲覧。
- ^ “景気動向指数研究会 平成21年 1月29日 議事概要”. 2011年8月18日閲覧。
- ^ 景気の4局面分割への試論
- ^ a b 岩田規久男 『景気ってなんだろう』 筑摩書房〈ちくまプリマー新書〉、2008年、16頁。
- ^ [1] 「景気循環」の英語版en:Business cycleから翻訳
- ^ 技術を進歩させる変数として何を考えるかは立場が分かれている。内生的な経済変数によって説明する立場は、労働や設備の不足や景気の過熱を懸念した投資意欲の減退などを変数とする。外性的な経済変数によって説明する立場は、予想外の技術革新、天候の変化、石油危機などを変数とする。
- ^ 小峰隆夫 『ビジュアル 日本経済の基本』 日本経済新聞社・第4版〈日経文庫ビジュアル〉、2010年、14頁。
- ^ (参考)景気動向指数採用系列の変遷(PDF形式:30KB)統計は1960年から公開されている。
- ^ (参考) 第15循環の景気の谷の暫定設定について(PDF形式:205KB)第一循環の山を1951年6月と設定しているため、少なくともそれ以前から統計はとられていたと考えられる。
- ^ 日本の戦後景気循環過程1949年が第一循環の谷だと主張する人(1949年当時の日本は、アメリカ主導の連合国軍占領下であった為、アメリカの景気基準日付を参考にしていた可能性もある)もおり、景気動向指数ができる前の可能性がある。
- ^ 日本の景気循環1950年5月が第一循環の谷だと主張する内閣府の一部の人もいる。
- ^ 統計表一覧:景気動向指数 結果
- ^ “景気指標と実感、ズレがあるときは要注意”. 2011年8月21日閲覧。
関連項目
- 世界金融危機 (2007年-)
- 日本の経済史
- 国内総生産
- 産出量ギャップ - 景気が良い(好況)・悪い(不況)の判断基準としている。
- 景気動向指数 - 景気の拡張期(拡大期)・後退期の判断基準としている。
- 日銀短観
- 円相場
- 日経平均株価
- 特需景気 - 需要が拡大することによって起こる景気。
- 大戦景気 - 戦争によって引き起こされる景気。
- 失われた10年 - 約10年以上の経済が低迷した期間。
- 景気後退の形状
外部リンク
- 全米産業審議会・景気動向指数 日本・中国・ヨーロッパ・アメリカの景気動向指数
- OECD 景気先行指数 日本・中国・ヨーロッパ・アメリカの景気先行指数
- 内閣府経済社会総合研究所・統計情報 日本の景気動向指数・景気基準日付
- 社団法人 日本機械工業連合会・株式会社日鉄技術情報センター 内閣府による日本の景気循環の判断
- 過去の経済白書にみる景気変動の要約 1992年(平成4年)7月28日 年次経済報告(経済企画庁)
- 内閣府 景気ウォッチャー調査
- 片岡剛士「景気循環から見た日本経済の現状と今後」SYNODOS -シノドス- 2010年12月29日
- いちらん屋(一覧屋) 好景気・バブル景気の種類一覧
- 日本の景気循環 1950年(昭和25年)~2009年(平成21年)
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