zeitgeist the movie 関連、ここに引越し…ⅩⅦ
18. Zeitgeist :Addendum、ツァイトガイストの続編 について Vol. 1 (まずは概要。と、13/13 & 12/13 、1/13 )
個人的に、ジャック・フレスコのヴィーナス・プロジェクト自体にはまだ疑問がたくさんあるのですが、 とりあえず映画内の大半のピーターの言ってる事はもっともだと思うので、 やっとだいたい内容を(全部じゃないけど)英語で紙に書き落としたので、 今日から少しずつ訳して紹介していきたいと思います。 前から載せたかった、バビロンの歴史のポイントと「救世主=生贄」の歴史については、また後日に続けたいと思います。
18. Zeitgeist :Addendum、ツァイトガイストの続編 について Vol. 1 (まずは概要。と、13/13 & 12/13 、1/13 )
で、まず、Zeitgeist:Addendum の英語のウィキペディアから、この続編についての情報を先に書きます。 ・・・そのまんまほとんど全部訳します。
>>>『Zeitgeist : Addendum;ウィキペディア、英語』
( 注; Zeitgeist Addendumの英語のウィキペディアの内容が、当初と違って大分変えられてしまっていたので、その分の訳の為の改正をしました。
新しく、アレックス・ジョーンズとエドワード・グリフィンの意見の事も付け加えてくれてます。
それと、今まで私の辞書に書いてあったとうりにMonetary Systemを「貨幣制度」と訳していましたが、調べているうちに「金融制度」の方が分かりやすく適切だと思ったので、今まで書いた分も訂正していこうと思います。・・・いっぺんにできないけど・・・。 2008年12月8日 )
『 Zeitgeist : Addendum、
ピーター・ジョゼフによる2008年のドキュメンタリー・フィルムは、Zeitgeist, The Movie の続編である。
この映画は、アメリカの連邦準備制度(Federal Reserve System)、CIA、コーポレイト・アメリカ、他の政府や金融機関、そして宗教についても議論し、それらは全て腐敗した機関であり人類にとって有害なので、新しく取り替えられる必要があると断定する。 この映画は、“ヴィーナス・プロジェクト” を可能な解決策として提唱している。
ピーター・ジョゼフ監督によると、この映画は、「広く浸透して蔓延している社会的な腐敗の根底にある原因をつきとめる試みと同時に、解決策を提供する」 。
結論として、この続編は、信仰のシステムが「創発(emergence)」 と 「相互依存(interdependence)」 の思想を受け入れる必要性を強調する。
( >>>『創発(emergence);ウィキペディア、日本語』
>>>『相互依存;ウィキペディア、日本語』 )
彼(ピーター)は、「金融制度(monetary system)」を弱らせる為に取るられる具体的な段階の概要を述べている。 この映画は、「社会的な変身(social transformation)」の為の活動を提案していて、それは、連邦準備制度(FRS)を組織する大型銀行、主流のマスメディア、軍、そしてエネルギー会社のボイコットを含んでいる。 そして人々が政治組織を拒絶することも提案されている。
この映画は2008年10月2日に、カリフォルニアのロサンジェルスでの第5回アーティヴィスト・フェスティバルで初上映され、2008年10月4日にネットに無料でリリースされた。 』
( 「金融制度(monetary system)」 について、分かりやすくまとめてくれている超ありがたいページはここ。
>>>『 「金融制度(monetary system)」;日本語』 )
Synopsis / 映画の概要
Zeitgeist:Addendumは4つのパートに分かれている。
Part 1 は、「部分準備制度(Fractional Reserve Banking;*銀行は預けられた一部だけ残して後は貸し出せる仕組みで資金を増やしてゆく)の行いを批評し、ローン・貸付金を通してのお金の創造を批判している。
この映画の議論は次のように進む;
ドル札は印刷される、またはお金の供給が増やされる・・・連邦準備(Fed/FRS)が財務省長期債権(Treasury Bonds)を買う時に。 このお金は最終的に商業銀行に納まる。 それから、そのお金が銀行で一度貯蓄になると、部分準備制度を通して増幅され、そして客に貸し付けられる。
その様なシステムは「不条理」であると主張する。なぜなら、貸し付けられたお金の為に払われなければならない利息は存在しない;作られなかったからだ。 この映画はこのシステムを椅子取りゲームに例え、その中では誰かがいつも取り残される。 この題目は始めのZeitgeistの映画でも触れられている。
Part 2 は、ドキュメンタリー映画の形式のジョン・パーキンス(John Perkins)へのインタビューで、その中で彼は、自説のエコノミック・ヒットマン(Economic Hitman / EHM、経済襲撃屋?)としての彼の役割について述べている。 彼はCIAや支配者である「政治/企業のエリート達」に貢献したと主張する。 その「政治/企業のエリート達」は、自国の住民の利益を多国籍企業よりも優先するという外国の正当な政体を侵食して蝕む為に働いた。
Part 3 は、ジャック・フレスコによって造られた「ヴィーナス・プロジェクト」という提案について述べている。 この映画は、地球上の人類にとって持続可能な解決策としてのヴィーナス・プロジェクトを助成している。 その主要な最終目的は、最新技術を使って「資源に基づいた経済(resource-basedeconomy)」を製造する事である。
Part 4 は、世界で間違っていることの全ては、『本質的にそれは、現実性という事について人間が持つ事ができる、2つの最も基本的な洞察力の、集合的な無知の結果である・・・その現実性とは、自然の法則の局面である「創発(emergence)」と「共生(symbiotic)」である。』 と提示する。
それから次にこの映画は、「社会的変身(social transformation)」 の為の活動を提案する。 それは、 大型銀行、主流のマスメディア、軍やエネルギー会社のボイコット、 政治組織を拒絶する事、 そして、「批判的な大衆の創造(creating critical mass)」 などである。