バガヴァドギーター ~ 悟りへの道(18-56~66 )
- 2015.08.13 Thursday
- 19:58
man-manā bhava mad-bhakto mad-yājī māṁ namas kuru |
mām eva iṣyasi satyaṁ te pratijāne priyo'si me ||
sarva-dharmān parityajya mām ekaṁ śaraṇaṁ vraja |
ahaṁ tvā sarva-pāpebhyo mokṣayiṣyāmi mā śucaḥ ||
「私に心を向け、私を信愛せよ、私を崇拝し、礼拝せよ。
あなたは確実に私に到るだろう。私は約束する。あなたは私にとって愛しいから」
「一切のダルマを放棄し、私のみに庇護を求めよ。
私はあなたを、一切罪悪から解放するだろう。嘆くことはない」
目を閉じ、心を内面に向け、瞑想のヨーガを行うことで真我に至ります。
つまり、瞑想において、マントラの精妙なレベルを意識的に経験することで、
心はその根源にある真我に至ります。
真我はすべての精神活動の源泉です。
すべての生命の源でもあります。
日常活動をいったん止め、心の内面に意識を向けるために、
瞑想のヨーガを日々行うことが大切です。
そうすれば真我意識が心の中に徐々に確立されはじめ、
私たちは自然の法に沿った活動を行う基礎を得ることになります。
自然と調和した活動は否定的な影響を生み出すことはなく、
否定的なカルマを将来刈り取ることも少なくなってきます。
やがて人は自由で至福の人生を生きることが可能になります。