ヨーガのゴールに向かう進歩をより早める6つの要素
- 2017.02.18 Saturday
- 18:37
アーサナ(ポーズ)、プラーナーヤーマ(呼吸法)、デャーナ(瞑想)などヨーガの毎日の実践を通して、私たちは日々最終ゴールへと歩みを進めています。
この歩みを促進し確実なものにするためにの6つの要素があります。これは、ハタ・ヨーガの古典テキスト「ハタヨーガ・プラディーピカー」で説かれていることです。
उत्साहात्साहसाद्धैर्यात्तत्त्व-जञानाश्छ निश्छयात |
जन-सङ्ग-परित्यागात्ष्हड्भिर्योगः परसिद्ध्यति ||
utsāhāt sāhasād dhairyāt tattva-jñānāś cha niśchayāt |
jana-sanggha-parityāghāt ṣhaḍbhir yoghaḥ prasiddhyati ||
「”熱意から、勇気から、忍耐から、真の原則についての洞察から、そして決断から、
一般民との交際回避から”、ヨーガはこれら6つによってより早く成功する」
1 ウッサーハ(utsah /熱意)
2 サーハサ(saahasa /勇気)
3 ダイリヤ(dhairya /忍耐)
4 タットヴァ・ジニャーナ(tattva-jnaana /真実の識別)
5 ニシチャヤ(nishchaya /決断)
6 ジャナサンガ・パリテャーガ(janasanga-parityaaga /一般民との交際回避)
長期間に渡り実践するという熱意が最初にあります。そして、障害があっても継続するという勇気。また継続実践の際に起こる障害への忍耐。善悪や真実や虚妄なその識別、否定的な人々とあえて交わったりしないこと。
ひとつひとつはじっくり見ていくべき内容ですが、パタンジャリの説くように、永続的実践アビャーサがなければ、ゴールには行けませんから、そういった意味で、熱意や有機や忍耐はまず必要ですね。
あるがまま、ありのまま、自然体という言葉がありますが、これはあくまでの瞑想の実践において重要なことであって、日常では、自制すべきことはいろいろとありそうです。
皆さんも是非ヨーガの八支足をしましょう。
根気よく。
健康とウェルネスにおいてのヨーガの6つの恩恵
- 2017.02.15 Wednesday
- 17:30
健康とウェルネスという点でヨーガを考えると、毎日規則的に実践することによるメリットがあります。アーサナ、プラーナーヤーマ、瞑想を毎日継続実践することで計り知れない恩恵を得ます。
1.強さ:
ヨーガと健康とウェルネス
- 2017.02.14 Tuesday
- 17:34
ヨーガの究極のゴールは解脱や悟りを達成することですが、健康やウェルネス(快適な状態)を育むのにも効果的です。
世界保健機関(WHO)憲章では、「健康とはただ疾病や傷害がないだけでなく、肉体的、精神的、ならびに社会的に良好な状態(well-being)であること」と定義されています。
人間関係においては、ヤマの実践、肉体の健康にはアーサナやシャト・カルマ(クリヤー)など、エネルギーレベルではプラーナーヤーマやムドラー、精神レベルでは瞑想というように、ヨーガはトータルに健康を増進するシステムです。心身の効果的なデトックスの方法とも言えます。
ヨーガ・アーサナと一般肉体運動の違い
- 2017.02.13 Monday
- 17:54
ヨーガ・アーサナと一般のスポーツなどの肉体運動の違いは次のようにものがあります。
例えば・・・・
アーサナはゆっくりと行われるので、副交感神経を刺激しリフレッシュする
肉体運動は交感神経が刺激され、エネルギーを消費し、一般的に疲労が生まれる
ハタ・ヨーガについての大きな誤解 ハタ・ヨーガも瞑想によりゴールが達成される
- 2017.02.12 Sunday
- 17:07
ハタ・ヨーガについての大きな誤解は、 ハタ・ヨーガは身体的実践のみを行うものとして考えられていることです。