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宇宙人襲撃に備えて、地球を「迷彩マント」でカモフラージュする構想が浮上!
2016.04.13
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もし人類と同じような知性を備えた生命体が宇宙のどこかに存在するのであれば、彼らもまた総力をあげてほかの生命体の存在と居住可能な惑星を探しているに違いない。はたして我々が彼らを発見するのが先か、それとも逆にこちらが先に発見されてしまうのか? この競争に勝つために、レーザーを使って地球全体に“迷彩マント”をかぶせて見えなくするという画期的な提案が先日発表されたのだ。
■大出力レーザーを照射して地球の存在を隠蔽する
もしエイリアンが我々を訪問したなら、ネイティブアメリカンにとって望ましいことではなかった“コロンブスのアメリカ大陸発見”と同じ結果を招く――。この警告メッセージを昨年に発したのは“車椅子の物理学者”こと、スティーヴン・ホーキング博士だ。
したがってこの危険を回避するために、ホーキング博士は「地球外生命体とコンタクトをとるべきではない」と主張している。つまり優先すべきはこちらが先に地球外知的生命体を見つけることであって、こちらからむやみに電波や光などでメッセージを発してはならないということだ。天才理論物理学者のホーキング博士の言葉だけに、確かに重く受け止めねばならないのかもしれない。
では具体的にどのような手段を講じればよいのか? 先に相手に発見されてしまわないためには、地球を“迷彩マント”でおおってしまえばよいと主張する科学者が現れている。