【緊急】「第三次世界大戦」はこうして始まる! 英・極秘論文に記された「仏独対立からテロまで」の戦慄のシナリオ、その時日本は…?
2016.02.22
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画像は、Thinkstockより
みなさんこんにちは。陰謀社会学者の聖橋乱丸です。
先日、イギリスの王立歴史学会の学会誌に掲載された非常に興味深い論文を入手しました。そこには、「第三次世界大戦がどのように始まるのか?」がイギリスの欧州連合(EU)加盟理由を軸に書かれていました。
ちなみに“王立”とつく学会や研究会は、国立とは違い、軍関係や情報機関関係など“秘密裏に処理される”内容が語られる会や組織です。ゆえに、非常に貴重な情報だといえるでしょう。
■過去、フランスとドイツはともにヨーロッパを動かしてきた
論文は、第一次世界大戦以前までさかのぼります。そして、
「イギリスから見て、ヨーロッパ(大陸)全体が、ひとつのカタマリのように動くとき、すべてはフランスとドイツに端を発している」
と分析されていました。
世界史を紐解けば、古代ギリシアとローマの帝国の繁栄以降、つまり中世以降は、ほとんどが現在のドイツとフランスに位置する国家とイギリスとの関係が中心となって動いてきました。イタリアやスペインが中心になってヨーロッパ史が動いた時代もありましたが、それは歴史的には短い期間にすぎません。
そして論文は、こう続けます。
「フランスとドイツ、それがフランク王国やプロイセン王国であった時も含めて、この2つの民族と2つの国家集団は、ヨーロッパという『塊』の外側に敵または目標がある場合は、連携して物事に対処する」
実際、第一次世界大戦前には、ナポレオン三世がプロイセン王国によるドイツ統一を協力したこともあったし、第一次世界大戦後には、ドイツに関する多くの条約締結がパリのヴェルサイユ宮殿で行われました。時をさらに遡れば、十字軍や対イスラム教戦争などにおいてイタリア・フランス・ドイツが主力となっていることなど、歴史上ドイツとフランスが中心になった内容は少なくないのです。