人間には潜在的にシックスセンス(第六感)が備わっていることが証明される(米研究)

2011年08月04日 ι コメント(70) ι 知る ι 料理・健康・暮らし ι #

 

第六感 シックス・センス(第六感)とは、基本的に、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)以外のもので五感を超えるものを指しており、直感、霊感、超感覚的知覚(ESP)や予知能力などとも言われている。この第六感なるものが、潜在的に人間にも備わっているということが、米・マサチューセッツ州医科大の神経生物学者、スティーブンレパート氏によって証明されたそうだ。

 

 ちなみに、スティーブンレパート氏の証明した、「第六感」は、太陽放射やオーロラなどの要因で絶え間なく変化する地球の地磁気を感知する能力のことで、ある種の動物にこういった第六感があることは既に立証されている。目的地に向かって迷わず空を飛ぶ渡り鳥や、地震の直前に騒ぎ立てる動物たちは、地磁気の異常や電磁波を体の特殊な受容体で感知すると言われている。 
 

「鳥類は網膜で捉える磁気感覚に頼って移動する」 という説は、1970年代後半、すでに物理学者のクラウス・シュルテン氏により報告されていた。 
 
 この磁気感覚は、人間の網膜にもある、「クリプトクロム」という特殊なタンパク質の働きを利用して得られるそうだ。光感受タンパク質であるクリプトクロムが何らかの形で磁場に応答し、そのために鳥類は磁場を視覚としてとらえているとも指摘されている。 
 
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そこで今回、同研究チームは人間のクリプトクロムを採取してショウジョウバエの網膜に注入。さらに羽に巻いたコイルに電気を流して地球と同じような磁気を発生させた。すると、ハエは人間のタンパク質を持ってしても、通常通りに地磁気を感知。たとえば危険な磁場を避けたり、餌がある磁場に近づくなどのように飛行経路を調整しながら飛ぶことができたそうだ。 
 
つまり人間のクリプトクロムも地磁気を感知することができる――すなわち第六感がある――ということになる。ではなぜ、実際に人は自身や災害などを事前に予知できないのか? それについて同氏は、地磁気を検知したあとの磁場シグナルの伝達機構に問題があるためだと語っている。

 
 そういえば前にも、イルカやコウモリなど一部の動物に備わっている超音波で物体を認識する能力も、一定の条件下においては人間もこの能力が発現するというニュースがあったよね。 
 
 種を保存させていく上で必要ないと思われる能力は、消えてしまうのではなく引き出しの奥にしまわれているだけなのだとしたら、また、この能力が必要であるという状況になった場合、ドバっと発現する可能性はあるわけで、もし終末を本能的に予感してしまった場合には、火事場の馬鹿力以上のなにかが、きみにも、あなたにも、芽生えちゃうっていう、中2当時思い描いていたあの妄想が現実化するということになるのかな?かな? 
 
ソース:Humans really DO have a sixth sense that lets us detect magnetic fields 
 
 
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