2015.08.31

 

――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。(週2回更新予定)

■『ドミネーションズ -文明創造-』

1508_app17_01.jpg
『ドミネーションズ -文明創造-』公式サイトより。

 

 今月26日、オンラインゲーム配信事業を行うネクソンが『ドミネーションズ -文明創造-』の配信を、App Store/Google Playで開始。同ゲームは、『Civilization II』および『Rise of Nations』の伝説的な開発者ブライアン・レイノルズ氏とティム・トレイン氏が共同で創業した独立系ゲーム開発会社「Big Huge Games」の処女作となる作品。すでに一部アジア地域を除く全世界にて配信されている歴史ストラテジーゲームとなる。

 石器時代から宇宙時代までを舞台に、冒険や戦いを繰り広げ、自国の発展および他文明の征服を目指す『ドミネーションズ -文明創造-』。プレイヤーは実存する国を選んで、歴史上の偉人たちと一緒に他プレイヤーの文明と競い合い、自らの文明を史上最強へと成長させる。人類歴史の発展に伴い変化していく文明の姿を視覚的に楽しめるのが魅力だ。

<特長1:文明の発展>
 狩猟・採集を行う黎明の時代から始める。しかし石器時代、鉄器時代、中世時代、産業時代、最後は宇宙時代まで、時代を各段階に発展していくにつれ、“経済”および“軍事力”ともに強い文明へと成長。

<特長2:文明の選択>
 鉄器時代に文明が発展すると、8つの文明から1つを選択し、自分だけの国が作ることが可能。それぞれの文明には違ったアドバンテージがあり、選択できるユニットも異なる。国民性が反映された文明ごとの特徴は必見。

<特長3:英雄の存在>
 中世時代以降に「城」を建設すると、英雄を召喚することができるようになる。英雄の強力な戦力は、自軍を勝利に導く鍵。

<特長4:シングルプレイ&マルチプレイ>
 シングルプレイは、ペロポネソス戦争や三国時代など、歴史上のさまざまな時代で戦いを繰り広げ、世界中の文明を征服していく。

 一方マルチプレイは、鍛え上げた軍隊を率い、他プレイヤーの国の征服を目指す。世界中のプレイヤーとも対戦が可能で、青銅器時代以降はギルド(同盟)を組むことができる。ギルドに加入すると、プレイヤー間でのチャットや兵力の貸し借りなど、協力プレイも可能に。

 多くの特長に、壮大なドラマが展開される『ドミネーションズ -文明創造-』だが、「つーか、和風じゃねー!」「クレオパトラがいるのに、エジプトはないんだな」「日本があるだけでもかなり無理矢理感があるのに、なんで韓国があるんだ?」など、プレイを開始した人からは違和感を覚えるという声が聞こえている。果てには「よし、寝るか」と、寝てしまうプレイヤーまで。

 しかし、「賞金狙いでがんばろう」と意気込むプレイヤーもいるので、気になった方は自国の文明が進化していく姿を心行くまで楽しんでみては?