金盾【中国エシュロン】Ⅱ
確認された検閲対象用語
プロキシやVPNを使わない限り、検索エンジンからこれらの用語を検索すると、政治思想などを中国政府が問題視してブラックリスト入りとなり、インターネット上での行動を厳しく規制・監視される恐れがある。
- 天安門事件(例えば四五天安門事件、六四天安門事件)
- 法輪功について
- 反共産主義について
- 民主政治や民主主義について
- 台湾問題 (例えば台湾独立、中華民国総統選挙、二つの中国)
- チベット問題(例えばチベット独立、チベット動乱、ダライ・ラマ)
- 密輸について(走私)
- 公金の使用の問題について
- 多党制
- 専制
- 激流中国(NHKスペシャルのシリーズ名)
- 中国共産党について
- 中華人民共和国の歴史問題 (例えば文化大革命、大躍進、毛沢東)
- ポルノグラフィ(色情)
- 六合彩、ギャンブル(賭博)
- 茉莉花、茉莉花革命(ジャスミン革命、中国ジャスミン革命の事)
- パナマ文書[6]
翻牆(突破手法)
翻墻(ファン・チャン、簡体字:翻墙、繁体字:翻牆、拼音: fānqiáng)と一般に呼ばれる、グレート・ファイアウォールを乗り越えて、禁止または制限しているインターネット上の情報にアクセスする手段が中国には存在する[7]。翻墻は垣根(墻)を超えるという意味で、破網(ネットを破る)と呼ばれることもある。
技術は様々で、プロキシの技術を利用し、パソコンなど接続機器側にプロキシサーバのIPアドレスとポート番号を設定するものや、VPNネットワーク、P2P技術を利用したものなど、複数の手法やソフトウェアが存在する。
動態網絡技術公司が自由門と呼ばれる、突破手段を提供している。
関連項目
- エシュロン
- ネット検閲
- 緑バ・花季護航
- 通信の自由
- イントラネット
- 中国の人権問題
- 五毛党
- 公安部十一局(公共信息網絡安全監察局)
- 網絡警察 - インターネットポリス(国家安全部と公安部の合同機関)
- 言論統制
- 中華人民共和国のインターネット検閲
- ElgooG - Googleのミラーサイト
- 日本における検閲
- Maxthon
- ゴーストネット(英語版、中国語版)
- Google八分
脚注
- ^ 2002年5月に Charles R. Smith が著した記事、『The Great Firewall of China』が初出とされる。Great Firewall of China
- ^ 遠藤誉『中国動漫新人類』p236-240、日経BP出版センター 2008年 ISBN 978-4-8222-4627-3
- ^ 金盾工程数据库包括12亿多中国人的信息
- ^ Skype、中国でのIM検閲を認める - ITmedia, 2006-04-20.
- ^ 金盾工程前期耗8亿美元 建全国性监视系统 (中国語)
- ^ “「パナマ文書」、中国当局が報道規制 記事削除や検索制限も”. ロイター. (2016年4月5日) 2016年9月13日閲覧。
- ^ 番外編:“中国茉莉花革命”は広がるか? 日経ビジネス 2011年3月4日
外部リンク
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