2012年06月25日13:00

文章が上手い作家と下手な作家を挙げてって

 

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:36:37.99 ID:8cd8tktC0
おせーて 
猫

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:38:17.14 ID:ciJ9Nc+40
上手くて面白いのは橋本紡 
下手だけど面白いのが本田孝 
下手でつまらないのは山田悠介 




7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:45:19.00 ID:8cd8tktC0
>>2で挙がってる山田は別なあれは下手杉 



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:51:14.62 ID:hpLImb490
>>7 
私的解釈だが 
上手い文章→背伸びした感がなくて、自然 
下手→句読点の位置、言葉選びにセンスがないつまり不自然 




13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:52:20.21 ID:MLGqJiou0
>>12 
村上春樹とか京極夏彦も下手? 




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:54:49.03 ID:HkbSZUVr0
>>13 
村上はアレが味 
京極は上手いというか旨い 




18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:56:23.65 ID:hpLImb490
>>12 
色々言われてるが、村上春樹はやっぱり上手いと思う 
圧倒的知識に裏づけされた言葉選びはさすが 
ただ彼の朝からサンドイッチ食ってるようないけ好かない主人公と性描写は苦手 

京極夏彦は知らん 




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:38:28.09 ID:hpLImb490
上手い 三浦しをん 
下手 伊坂幸太郎 




4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:39:18.82 ID:8cd8tktC0
>>3 
伊坂幸太郎って下手な部類なのか 




5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:42:10.83 ID:hpLImb490
>>4 
伊坂あんまり読んでないから最近のは分からんが、死神の精度は酷いと思った。 




9: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 00:47:01.61 ID:4V7rEDpZ0
これ意味なくね。文章の美麗さを売りにしない作家だってたくさんいるじゃん。 



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:50:48.59 ID:8cd8tktC0
>>9 
知りたいだけ 別に馬鹿にしてるわけじゃない ただし山田てめーは除く 

 

山田悠介スレテンプレ
6 名無しのオプ sage New! 2008/06/17(火) 22:46:38 ID:Qoka6Lru
山田流秘奥義~『仏壇返し』
「ましてや数分間で全てを思い出す事は全く不可能だった。翼は思い出す。」

山田流秘奥義~『涅槃』
「しかし、翼の心境が大きく変化したのは彷徨い続けてから、その直後であった。」

山田流秘奥義~『運命』
「大介があまりに耳を疑う発言をした瞬間、ベートーベンの交響曲第五番『運命』が翼の脳に響き渡っていた。」

山田流秘奥義~『日英日翻訳風』
「そして、翼はこれが一番の衝撃を受けた。これは、それ程まではっきりと見えなかったが、
腰の辺りに何か拳銃の様な武器がチラッと確認できた。」

山田流秘奥義~『その意見に異議無し』
「王様はその意見について顔を見ながら『この意見はよいと思わぬか?』と意見を尋ねた。 」

山田流秘奥義~『一皮剥けたはずが』
「翼は森田との出会いによって、一枚皮がめくれたというか、たくましくなった。」

山田流秘奥義~特異体質
「翼と愛は鬼ごっこ体制へと体を硬く引き締めた。」

山田流秘奥義~写真に目あり
「翼は辛い表情を浮かべながら、写真から強引に目を引き剥がした。」

山田流秘奥義~びっくり時計
「翼はそれに気づくと腕時計に目をやった。アッという間に時は既に九時半を回っており」

山田流秘奥義~体内不完全燃焼
「苦しそうに呼吸を繰り返すだけで、息を吐いては白い煙が舞っては消える。」


7 名無しのオプ sage New! 2008/06/17(火) 22:47:04 ID:Qoka6Lru
山田流秘奥義~四次元四面楚歌
「そこには目の前に九人の鬼達が翼を囲むようにして全ての鬼が地面に落ちた翼をゴーグル越しに見据えている。」

山田流秘奥義~別れ際の幻想
「翼はリュックを片手に後ろを振り返り、それでも堂々とした歩き方で振り返る事もせず、皆に別れを告げた。」

山田流秘奥義~世界を支配するもの
「翼は辺りをキョロキョロさせながら」

山田流秘奥義~標準体型発見
「鬼達はピタリと足を止めた。翼達に標準を合わせている。」

山田流秘奥義~超人記憶術
「翼は輝彦から教えられた住所を頭の中で何回も唱えて、頭に叩きつけた。」

山田流秘奥義~ちょっとうるさい程度
「そのボリュームといったら耳をふさいでもハッキリと聞こえてくるぐらいの盛大な演奏だった。」

山田流秘奥義~驚愕カメレオン
「翼は驚きのあまり視線がハエを追いかけている様に一点に定まらない」

山田流秘奥義~親子ドッキリ対決
「おやじ……あんたも老いたな、と翼は心でそう呟き、腰抜けた輝彦に背を向け」

山田流秘奥義~変態おやじ登場
「それはよく、変態おやじが電車で痴漢をした時に、された女性が鳴らす警報機によく似ていた。」

山田流秘奥義~中年おやじ登場
「中年のおやじが風呂に入ってからの第一声に、その意味は全く別だがそれに似ていた。」




21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:57:13.54 ID:JoKwjjijP
京極夏彦は上手いし読みやすいと思った 
麻耶雄嵩は好きなんだけどなぜか読みにくい 




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:59:08.41 ID:HkbSZUVr0
>>21 
麻耶雄嵩は読んだことないな 
オススメおしえて 




26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:02:17.27 ID:JoKwjjijP
>>23 
デビュー作の「翼ある闇」がなんだかんだで一番好き 
かなりムチャなトリックをやってのけるし読みづらいけど 

あと「夏と冬の奏鳴曲」は発表当初ちょっと騒ぎになったらしい問題作 
基本的にミステリーとしてやっちゃいけないことをあえてやってるのが多い 
本人はミス研出身の極めてミステリーに造詣の深い作家ではあるんだけど 

軽く読めるものなら、最近ノベルス化した「神様ゲーム」ってのもいい 
割とシンプルな密室ものだけど、ラストの意地悪さが麻耶雄嵩っぽい 




24: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:00:00.67 ID:4V7rEDpZ0
姫野カオルコ 
名前があれだけどかちっとした文章書く 




28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:02:37.80 ID:hpLImb490
>>24 
同意 
ツ、イ、ラ、クは傑作だった 
斉藤美奈子先生も踊る読者にならずに読んだであろう 




31: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:04:37.87 ID:4V7rEDpZ0
>>28 
ツ、イ、ラ、クは恋愛小説が苦手って人でも楽しめると思うな 
斉藤美奈子の書評は割と当てになる 




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:02:30.30 ID:CHBKxI7eO
上手い 
谷崎潤一郎 
三島由紀夫 
森鴎外 
↑ここら辺は別格 

村上春樹も上手い 


個人的には都知事の小説がめちゃ読みにくかった 
あと東野圭吾とかの現代作家全般 




31: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:04:37.87 ID:4V7rEDpZ0
>>27 
別格っていうか現代の文章作法の基礎を作ったわけだからね。上手いも糞もなく基本 




32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:05:02.56 ID:hpLImb490
>>27 
都知事はマジで芥川賞のガン 
現代作家は上手い人もいる 
東野、伊坂、有川浩のせいで文学が衰退してる 




34: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:06:39.63 ID:4V7rEDpZ0
>>32 
衰退ってどういうこと? 




44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:10:49.96 ID:hpLImb490
>>34 
映画やドラマになりそうなキャッチーなテーマを扱ってる作家が評価されてる 
彼らの書く作品は「小説」という媒体で売る理由がないと思う 




48: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:12:26.79 ID:4V7rEDpZ0
>>44 
そんなの昔からじゃん 
いわゆる純文学畑の作家なんてずっと初版1万部とかそんな世界でやり続けてるよ 




52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:14:30.50 ID:aXgJpO0/0
>>48 
人間失格とかこころとか当時だけでも300万部は売れてたんだけど 
今はもう600万部超えてる 




55: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:15:53.73 ID:4V7rEDpZ0
>>52 
当時は他の娯楽がラジオくらいしかなかったから小説が大衆娯楽の主役だった 
太宰は読んでみてそんな文学文学したものは書いてないだろ? 




62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:18:16.29 ID:ciJ9Nc+40
>>55 
初めて見るコテだけど正直感心するわ 




66: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:21:02.55 ID:4V7rEDpZ0
>>62 
ありがとう。夏目漱石と太宰治と村上春樹は僕の先生です 




30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:04:23.98 ID:t8jc31dsO
筒井康隆は読みやすいと思った 



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:07:36.94 ID:MLGqJiou0
東野も伊坂も読みやすいけど下手なの? 



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:08:07.85 ID:6fhDNXIJ0
読みやすいと上手いは違うだろ 



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:09:17.93 ID:RZeJfV/H0
川端康成の想像性は最強 

103:美香(東京都) :2008/09/15(月) 10:23:38.24 ID:4M2IYIFz0 [じょうだんだもっ♪sage]
∋*ノノノ ヽ*∈
 川´・ω・`川 多分ここの低能どもは、川端康成の書いたものでも
          同じように的外れな煽りするんだろうね(w

294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長屋) :2008/09/15(月) 11:28:56.01 ID:P7tCms620 [sage]
嘘のように多い星は、見上げていると虚しい速さで落ちつつあると思われるほど、あざやかに浮き出ていた。星の群が目へ近づいて来るにつれて、空はいよいよ遠く夜の色を深めた。

どうでしょ

302:美香(東京都) :2008/09/15(月) 11:32:02.40 ID:4M2IYIFz0 [じょうだんだもっ♪sage]
>>294
∋*ノノノ ヽ*∈
 川´・ω・`川 嘘のように、というのが陳腐。
          虚しい速度って何。
           星の群が目へ近づいてくる~も意味不明。

304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長屋) :2008/09/15(月) 11:33:31.77 ID:P7tCms620 [sage]
>>302
川端康成 (雪国より抜粋)

川端先生を酷評ですか・・・さすがですねwwwwwww

335:美香(東京都) :2008/09/15(月) 11:46:00.04 ID:4M2IYIFz0 [じょうだんだもっ♪sage]
∋*ノノノ ヽ*∈ 
 川´・ω・`川 それが川端康成(笑)の文章だってうちは知ってたんだけどね。 




41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:09:22.83 ID:TAvfnwhc0
梶井基次郎はぱねえぞ 



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:11:22.00 ID:8cd8tktC0
>>41 
梶井基次郎は個人的に好きだった 




42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:09:59.55 ID:aXgJpO0/0
谷崎が圧倒的過ぎる 



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:11:10.29 ID:ciJ9Nc+40
谷崎ってあのマゾヒズムの話を書いた人だっけか 



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:13:18.05 ID:MLGqJiou0
あんまり遡ると上手下手分からなくないか 
泉鏡花とか古典のレベル 




58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:16:26.18 ID:U7QnistB0
>>49 
「歌行灯」はあまりの上手さに涙ちょちょぎれるレベル 
歌うように節をつけながら読むととても幸せな気分になれる 




60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:17:06.04 ID:aXgJpO0/0
論理性は安部公房 
情緒性は梶井基次郎、堀辰雄 
官能性は谷崎潤一郎 
写実性は村上春樹 
って感じ 




71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:23:22.44 ID:U7QnistB0
太宰の当時の評価ってどんなもんだったんだろうね。文学なのか大衆の読み物なのか 
作中に「私の作品は思想がなく軽妙浮薄と非難される」なんて愚痴がたまに出てくるけど 
御伽草子やトカトントン読んでるとあまりの面白さにどうでもよくなってくる 




73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:24:37.53 ID:aXgJpO0/0
>>71 
太宰の評価って絶賛と酷評に二分されやすいらしい 
内向的な人間かそうじゃないかが分かれ目なのかな 




75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:26:29.49 ID:rO6/lM9p0
>>71 
評価も何も,その頃はそういう土台がなかったと思われ 

小説と云うものは、本来、女子供の読むもので、いわゆる利口な大人が目の色を変えて読み、 
しかもその読後感を卓を叩いて論じ合うと云うような性質のものではないのであります。 
小説を読んで、襟を正しただの、頭を下げただのと云っている人は、 
それが冗談ならばまた面白い話柄でもありましょうが、事実そのような振舞いを致したならば、 
それは狂人の仕草と申さなければなりますまい。 (太宰治 『小説の面白さ』より) 




86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:31:36.36 ID:arxE+R2j0
>>75は実際に利口ぶってる大人が目の色を変えて小説を読んでて 
その読後感を襟を正しただの頭を下げただのと卓を叩いて論じ合ってたという事実があって 
それを太宰は狂人の仕草と揶揄しているっていうことだろ 




80: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:27:45.31 ID:4V7rEDpZ0
>>71 
300万部も売れたんだから十分大衆作家だったと思うよ。
実際スキャンダルもでっかく報道されてたみたいだし 




72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:24:01.05 ID:rO6/lM9p0
(上手い) 
夏目漱石:文言一致の走り 
志賀直哉:近代文章語の基本となった 

(下手) 
西尾維新:何故か信者が異様に持ち上げている 




93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:35:13.06 ID:tmLtCAqW0
>>72 
逆に言えば、信者が付くだけの魅力はあるってことだよな 
「あの回りくどい感じの文章が好き」って言う奴 
文章の巧拙は全く関係が 




78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:27:07.89 ID:9C31WBcvO
ミステリ作家だが都筑道夫はうまいなと思う 
簡潔だけど情感があるというか 
下手かどうかは知らんが長編の小島信夫の文章は読む気にならん 




84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:30:37.45 ID:klvDOCSv0
文章が上手い作家は 
村上春樹 
幸田露伴 
川端康成 

比喩にかけては村上春樹 




87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:32:25.87 ID:lwSMASGhO
三島由紀生は上手い 
澁澤龍彦は文体がカッコいいし読みやすい 
安部公房も文体がカッコいい 




92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:34:58.29 ID:ciJ9Nc+40
13階段は面白かったな 
最後に吃驚したけど 




113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:47:26.00 ID:tmLtCAqW0
文章が下手でも人気のある作家は、他に魅力を持っている 
メディアが持ち上げてるってのは否定できないけど 




117: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:50:30.11 ID:4V7rEDpZ0
>>113 
文章が上手いだけで売れるなら誰も苦労しないよ。
ただのなにを持ってうまい文章とするかすら人によって基準が違う 




118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:50:43.05 ID:ciJ9Nc+40
大抵の小説家は叩く気にならないけど山田悠介だけは・・・ 
好きっていう人の前は言わないけど・・・ 




123: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:52:59.52 ID:4V7rEDpZ0
>>118 
自分が好きか嫌いかってだけで叩きたいとまで思わないな。
まあ正直『リアル鬼ごっこ』は金と時間を返してほしい。それなりに期待して読んだのに・・・ 
でも普段小説を読まない人でも楽しめるものであるというところは評価したい 




127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:54:46.87 ID:ciJ9Nc+40
>>123 
それはまぁそうだけど・・・ 
正直山田悠介の本はなんか薄いから15分くらいで読めるんだよな・・・ 
んでもって読後感がなにも残らない 




128: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 01:55:17.66 ID:4V7rEDpZ0
>>127 
あれだ。マックのハンバーガーの味に文句を言ってもしょうがないのと同じ 




130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:56:58.12 ID:ciJ9Nc+40
>>128 
なるほど納得 




119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:51:31.54 ID:cuklBnbz0
うまい 本多孝好 
下手 石田衣良(死ね) 




138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:01:53.72 ID:cuklBnbz0
>>121
きたああああ!!! 
真夜中の5分前とか大好き 

石田衣良はなんか性描写が濃すぎて死ね 




126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:54:45.73 ID:M5eMq27T0
結局朱川湊人どうなのよ 



131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:58:01.26 ID:9C31WBcvO
>>126 
どんどん怪奇小説から離れてるっぽいのが悲しい 
倉阪鬼一郎といい怪奇小説の食えなさは異常 




133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:59:03.78 ID:M5eMq27T0
>>131 
黒い方も白い方もすき 
水銀虫はかなりぞくっときた 




137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:01:41.53 ID:9C31WBcvO
>>133 
俺は「白い部屋で月の歌を」 
ノスタルジーっぽい作品も嫌いではないがもうちょっと怖いのも書いてほしい 




134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 01:59:13.01 ID:hpLImb490
上手い 森福都 

KAGEROUさんは結局どうなの? 
めちゃくちゃ気になるんだが、強大な自意識が邪魔をしてどうしても読めん 




136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:00:29.09 ID:ciJ9Nc+40
>>134 
全然お勧めしない 
ごめんけどあれは無理ぽ 




145: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 02:05:42.97 ID:4V7rEDpZ0
ところでなにをもってして上手いとするのか 
俺基準では情景やイメージを喚起させるか否か 




150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:08:10.52 ID:ciJ9Nc+40
>>145 
そうだなぁ・・・ 
俺的には読みやすさとか言い回しの綺麗さとか、矛盾のなさとかかなぁ 




151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:08:32.67 ID:hpLImb490
>>145 
俺はリズム、句読点を置く位置のセンス、次点で情景を喚起させるか否かかな 




154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:10:54.45 ID:9C31WBcvO
>>145 
作風と文章が一致してたらうまいと思ってしまう 
星新一の小説はあの簡潔な文章じゃなきゃダメだろうし
石川淳の小説は鬱陶しい文章じゃなきゃダメだろう 




161: holeギター ◆esuBYcD5q2 :2012/06/25(月) 02:14:56.39 ID:4V7rEDpZ0
>>154 
あんるほど。人によって色々あるのね 
それにしても読む人の好みっていうのが入ってくると思うんだよね 
村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の文章は
この上なく良いと思うけど他の人にとっては気取った回りくどいものにもなる 

例えば音楽について評価するとして、リズム、コード、メロディ、
音色、歌詞、歌声とか評価基準は人によってバラバラになるわけじゃんね 
これと同じでスレタイとおりに各人が文章が”上手い”と思う作家を
挙げたところで噛み合ないと思うんだよね 




147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:06:08.93 ID:oDfNYJg00
司馬遼太郎は文章のリズムが良くてすごく読みやすくて上手いなあと思った 
逆に高村薫の文章は読みにくかった 
一発で頭に入ってこない 




160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:14:49.95 ID:A5EjVcYS0
参考になれる小説教えて。推理小説とかかきたいんだ。 



165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:16:31.30 ID:SpKwAhUv0
>>160 
有栖川法月で論理性を磨くといいけど王道はやっぱハヤカワのクリスティかなって思う。 
他にもクイーンやカートか色々とあるけど、
クリスティとクイーンを読んで新本格を読めばだいたい大丈夫かな。 
ミステリ初心者であればそこにホームズと横溝も付け足しておいて。
ただし二階堂はもれなく死ね 




168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:18:30.05 ID:9C31WBcvO
>>160 
野崎六助の『ミステリを書く!』でも読んでろ 




173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:19:48.47 ID:7upWL0pC0
>>160 
なんだかんだで綾辻はうまいと思う 

山田悠介には関しては下手とか以前に意味が通ってないじゃん 




164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:16:15.74 ID:PuKbWwfY0
恩田陸の描写はかなり上手いと思うんだが駄目かな 



169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:18:40.47 ID:hpLImb490
>>164 
上手いと思う 
恩田陸は特に物語の導入部分で読者を引き込む力が凄い 




177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:22:12.92 ID:z5lDlCF10
村上春樹や椎名誠なんかはエッセイが面白い 



182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:23:45.04 ID:ciJ9Nc+40
>>177 
把握 
エッセイも探してみる 




189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:26:41.78 ID:hpLImb490
アガサクリスティーはどう?今デビューしようか迷ってるんだが 
なんせ文庫でも高けーんだ 

翻訳された小説についての文章上手い下手に言及するのも違うと思うが… 




192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:27:39.76 ID:SpKwAhUv0
>>189 
文章とは違うけどトリックが独創的。
小説名は言わないけど、多分衝撃を受ける小説が1つ2つあるだがやはり二階堂は死ね 




203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:31:45.32 ID:9C31WBcvO
>>189 
『ナイルに死す』とかミステリより人間ドラマみたいのが前にでてるのは辛いかも 
『謎のクィン氏』とか人間ドラマでも『春にして君を離れ』とかが個人的に好き 




210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:35:23.49 ID:hpLImb490
>>203
良い作家みたいだから、とりあえず有名どころから片っ端から読んでみるよありがとう 




221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:40:02.10 ID:HuejlSyE0
吉本ばななは? 



223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 02:41:30.39 ID:hpLImb490
>>221 
吉本ばななは良い意味で女にしか書けない文章だと思う 




233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 03:29:11.67 ID:Rgw4sVo60
好き嫌い抜きで考えれば、 
一番、上手いのは芥川龍之介だろ 

芥川龍之介の恋文
http://naokatti.cside4.com/03/koibumi2.html




238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 04:49:23.07 ID:LthcHMtk0
三島由紀夫と芥川龍之介は本当に上手い 

「大内先生を想ふ」
ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか?とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。

平岡公威(三島由紀夫)、9歳の作文 
左翼のいふ、日本における朝鮮人問題、少数民族問題は欺瞞である。なぜなら、われわれはいま、朝鮮の政治状況の 
変化によつて、多くの韓国人をかかへてゐるが、彼らが問題にするのはこの韓国人ではなく、日本人が必ずしも 
歓迎しないにもかかはらず、日本に北朝鮮大学校をつくり、都知事の認可を得て、反日教育をほどこすやうな 
北朝鮮人の問題を、無理矢理少数民族の問題として規定するのである。 
彼らはすでに、人間性の疎外と、民族的疎外の問題を、フィクションの上に置かざるを得なくなつてゐる。そして 
彼らは、日本で一つでも疎外集団を見つけると、それに襲いかかつて、それを革命に利用しようとするほか考へない。 
たとえば原爆患者の例を見るとよくわかる。原爆患者は確かに不幸な、気の毒な人たちであるが、この気の毒な、 
不幸な人たちに襲ひかかり、たちまち原爆反対の政治運動を展開して、彼らの疎外された人間としての悲しみにも、 
その真の問題にも、一顧も顧慮することなく、たちまち自分たちの権力闘争の場面へ連れていつてしまふ。 

三島由紀夫 
「反革命宣言」より
「我が国旗」

徳川時代の末、波静かなる瀬戸内海、
或は江戸の隅田川など、あらゆる船の帆には白地に朱の円がゑがかれて居た。
朝日を背にすれば、いよよ美しく、夕日に照りはえ尊く見えた。それは鹿児島の大大名、天下に聞えた
島津斉彬が外国の国旗と間違へぬ様にと案出したもので、是が我が国旗、日の丸の始まりである。
模様は至極簡単であるが、非常な威厳と尊さがひらめいて居る。之ぞ日出づる国の国旗にふさはしいではないか。
それから時代は変り、将軍は大政奉くわんして、明治の御代となつた。
明治三年、天皇は、この旗を国旗とお定めになつた。そして人々は、これを日の丸と呼んで居る。
からりと晴れた大空に、高くのぼつた太陽。それが日の丸である。

平岡公威(三島由紀夫)11歳の作文 


 

転載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340552197/