1969年少年サンデー恐怖の未来社会「人間はもう必要ない!!コンピューターの人類全滅作戦」

2010年03月10日 ι コメント(78) ι 動画 ι サブカル・アート ι #

 

konpyuta

 おなじみ、1969年少年サンデーの未来シリーズ、今回はコンピューターに支配される恐怖の未来社会を完全予想したものだよ。確実に人間は必要ない感じになってるけど、監視カメラ社会や、人工授精に関しては結構あたっている部分があるのが怖いんだ。

 


Shonen Sunday's Terrifying Future Series: Computers (1969)


人間はいつも監視される・・・コンピューターが脳波を検査
computers

 人間が等級付けされ、差別されると不満をもつ人がふえてくる。
 コンピューター社会の警察は、家の各室、工場、町にテレビ・カメラをつけ、そのカメラでコンピューターが市民を監視する。

 そればかりではない。人間が生まれるとすぐに、小型脳波探知機を頭がい骨の中にうめこむ。これで人間の考えていることを探知するのだ。

 もし、不要なことをしたり考えたりすると、ただちに町の自動逮捕機でとらえる。とくにコンピューター社会に対して反抗をこころみる者は、その場で小型脳波探知機を爆発させ、即死させてしまう。戦りつの暗黒時代である。



人間は自分の子どももつくれない!!コンピューターが人間製造
conputers babies

 コンピューターが、すべてを支配するようになると、コンピューターの手伝いをする少数の人間しかいらなくなる。そこで、コンピューターは、まず、動物実験で子どもをつくることに成功。

 ついに、人間まで、人工的に作ることにした。人間の制止と卵子をべつべつのタンクに保存、それが、パイプを通ってガラス管の中で出会う。栄養液と酸素が転送され、適度に暖められて、子どもがガラス管の中で育つ。人間の誕生だ。人間は、コンピューターの命令でしかまれなくなる親も子もなくなってしまうのだ



人間はもう必要ない!!コンピューターの人類全滅作戦
computers 1

 コンピューターは、ついに、人間はいらないという結論に達した。
やはり、人間はコンピューターに対する反抗心をすてきれないからである。

 そして、超高性能ロボットをつくりあげ、それに操縦させて、人間爆 発毒ガスコンピューター・ロケットを作り上げた。このロケットは、一時間に20万人を殺す毒ガスを噴射する。人類滅亡の日がやってきた!!


人間にかわるあらたな生命体、ついにコンピューターが創造!!
computers 2


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