歴史上影響力を与えた10の武器 

2011年02月14日 ι コメント(138) ι 知る ι 歴史・文化 ι #

 

銃

 武器。それは人類が社会競争の名において生き残りの手段として生み出し、そして現在にいたるまで開発を続けてきたもの。人類によって生み出されてきた武器が、人類を淘汰していくという悲しい矛盾は、ことわざにある「矛盾(最強の矛と最強の盾)」そのものなんだ。

 そんな武器の中で、特に歴史上影響力を与えたものが10ほど紹介されていたので見てみることにしよう。


ソース;
10 Most Influential Weapons in History

10.M1ガーランド
アメリカ合衆国スプリングフィールド国営造兵廠が開発した半自動小銃。M1ガーランドは、歩兵用の主力小銃として半自動小銃が全面的に採用された初めての例である。1936年にボルトアクションのスプリングフィールドM1903小銃に替わり採用され、1957年にM14小銃が採用されるまで、米軍の主力小銃であった。

m1garand



9.銃剣(バヨネット)
銃の先端部に装着して、槍のような戦い方ができるように工夫された武器。現代では短剣に着剣装置をつけたものが一般的だが、歴史上では刺突に特化した針(スパイク)状のものも多い。17世紀、フランスのバイヨンヌで起きた農民同士の争いから偶然に発明された。この時、興奮した農民が、マスケット銃の銃口にナイフを差込み、相手に襲い掛かったと伝えられている。この発祥地の地名から銃剣のことをバヨネットと呼ぶこともある。

bayonet



8.MG42機関銃
第二次世界大戦内の1942年にナチス・ドイツにより開発・供給された汎用機関銃。戦時中の量産数は400,000丁を超える。

mg42



7.ホプロンの盾
ホプロンは円形の大型の盾で、代ギリシャ時代のホプリタイと呼ばれた兵士が使用していた物。直径1メートル程の大きさだったが、後に改良され60センチくらいとなった。ホプロンの盾は、構えると盾の右半分は自分の体を覆い、左半分ははみ出してしまうのだが、ホプリタイ達はこのはみ出した部分を密集体型(ファランクス)を組むことによって左にいる兵士のが守るという陣形を組んでいたそうだ。

hoplon



6.フリントロック・ピストル
火縄銃(マッチロック)の次世代型として18世紀に主流となったのが火打石銃(フリントロック)。管打ち銃(パーカッション)の登場までの間、フリントロックの時代は100年以上続いたそうだ。

flintlock



5.ガトリング砲
、1861年にアメリカの医師リチャード・ジョーダン・ガトリングによって製品化された最初期の機関砲。ガトリング砲には複数の砲身がリング状に配置され、人力でクランクを回転させると、連続して給弾・装填・発射・排莢のサイクルが進行する構造であり、射撃は斉射ではなく連続して行われた。

gatling



4.ロングボウ
弓の長さが1.2メートル以上もある長い弓。13世紀末から14世紀にかけてロングボウはその絶頂期を迎えたが、銃火器の普及により廃れる事となった。13世紀頃、イングランドがウェールズに侵攻した際にウェールズ弓兵は侵略者にたいしてこの武器を用いて重い損害を与えた。その被害者であったイングランドは、ウェールズ公国の併合後に、この強力な武器を素早く自軍に取り入れた。十字軍遠征で名高いリチャード1世もこの弓を使用したとされ、シチリア島のメッシナ攻略の際の敵に言わせると、“矢を撃とうにもその前に目を射抜かれてしまえば、誰も城壁の外を見ることができなかった”という。

longbow



3.グラディウス
グラディウスは刀剣の一種で、古代ローマ時代の軍団兵や剣闘士によって用いられた。刃渡りは70cmほどで、剣としては短い。刀身は肉厚・幅広の両刃で、先端は鋭角に尖っている。

共和政ローマ初期の重装歩兵の標準装備である小型の丸い盾と槍では、山岳地帯などで隊形が崩れると脆くなるという密集隊形の欠点があったため、共和政ローマ後期や帝政期の重装歩兵は全身を覆うことができる大型の盾で身を守り、戦闘の序盤にはピルムと呼ばれる投槍の投擲で、それに引き続く白兵戦では散開してグラディウスを用いて戦った。グラディウスによる接近戦では、斬撃よりも刺突が中心であった。

uncrossed_gladius



2.マキシム機関銃
1884年に、アメリカ生まれイギリス人発明家、サー・ハイラム・マキシムによって作られた、世界で最初の全自動式機関銃。マキシム機関銃の特徴は、今までの機関銃の主流であったガトリングガンと比べ、重量が格段に軽くなっていて、その上に発射速度も500発/分と、当時のガトリングガンの発射速度(だいたい350発/分ぐらい)よりも早かった。

maxim



1.AK-47
1947年にソビエト連邦軍が制式採用した歩兵用アサルトライフル。第二次世界大戦終結後、ドイツから抑留されたStG44の開発者であるヒューゴ・シュマイザーの技術的助言の下、ミハイル・カラシニコフが設計した。

AK系ライフルは基本設計が優れていたため、多くの改良がなされながらも50年以上に亘って世界の紛争地域で使われ続けている。初期型のものも7.62x39弾の対人威力が非常に大きいことから、特に接近戦の多い市街戦などで現役で多用されている。また、東側各国でライセンス生産や模造品の生産が行われ、種類は多岐に渡る。

ak47


 

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