これが伝説のアトランティス大陸?カリブの海底に沈む古代都市が撮影、公開される
2009年12月20日 ι コメント(32) ι 知る ι 自然・廃墟・宇宙 ι #
アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンが、著書『ティマイオス』と『クリティアス』の中で記述した、大陸と呼べるほどの大きさを持った島と、そこに繁栄した王国のことである。強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされている伝説の島。
神話の中の架空の島としてオカルト的扱われ方をしていたアトランティスだが、この度匿名の科学者らが、カリブ海海底にて撮影したというアトランティス大陸の写真をフランスの新聞社に送り、公開に踏み切ったものがこれらなんだそうだ。
Lost city of Atlantis discovered? Grainy images show city-like formations at the bottom of the Caribbean
今回の写真公開は、この場所を更に調べるための資金援助の為なのだそうで、カリブ海というだけで、正式な場所は明かされてないそうだ。
写真を見る限りでは、確かにピラミッドのような建物が秩序正しく並んでいるように見えるね。
巨万の富と古代文明の叡智を秘めているとされるアトランティス大陸は、今でも多くの人々の心を魅了してやまない。アトランティス大陸は紀元前5000年頃に、大洪水によって海に没したと考えられているが、世界各地でこれがアトランティス大陸ではないか?と思われるものが次々と発見されているんだ。
1997年にロシアの科学者らは、イギリスのランズ・エンド岬から160キロメートル沖で、アトランティスを見つけたと発表。
2000年には、黒海の海底約90メートル下から、廃墟が発見されこれがアトランティスではないかと言われた。
2004年には、アメリカの建築家がソナーを使い、キプロスとシリアに挟まれた地中海の海底約1.6キロ下から、古代文明であると思われる壁を発見。
2007年には、スウェーデン人の研究者らが、北海の漁場ドッガーバンクで青銅器時代に沈んだ都市を発見。
そして今年の2月には、グーグルアースにより、アフリカの沖合の海で人為的なグリッド線が見つかり、これこそがアトランティス?とネット上で騒がれたばかり。
てことで今回のアトランティス大陸も真偽のほどはわからないけれど、日本人が徳川の埋蔵金に心を躍らすように、世界中の人々がアトランティスに夢とロマンを求めていることは間違いがないみたいなんだ。
テレビ放映された今回の写真
コリン ウィルソン
学習研究社