天文(てんぶん、てんもん)は、日本元号の一つ。享禄の後、弘治の前。1532年から1555年までの期間を指す。昭和明治応永平成延暦に次いで、歴代で6番目(南朝の年号正平を勘定に入れると、正平に次いで7番目)に長い元号である。この時代の天皇後奈良天皇室町幕府将軍足利義晴足利義輝

1891年明治24年)までは、応永延暦に次いで3番目の長さを誇る元号であった(南朝の年号正平を勘定に入れると、正平に次いで4番目)。1892年(明治25年)には明治に抜かれて4番目(正平を含めると5番目)に、1950年昭和25年)には昭和に抜かれて5番目(正平を含めると6番目)に、2013年平成25年)には平成に抜かれて歴代で6番目(正平を含めると7番目)に長い元号となっている。

目次

改元

出典

易経』の「仰以観於天文、俯以察於地理」および『孔安国尚書注』の「舜察天文斉七政」から。

天文期におきた出来事

出生

死去