雑誌フロク夏の陣「GetNavi8月号」サバイバルツール11機能の使いどころは? - エキレビ!(1/2)
雑誌のオマケ合戦もやけくそ気味になってきている。
バッグや小袋、収納ボックスなんてのは、もう正直、飽き飽きだ。よほどの新機軸ないと物欲刺激されない。っつか邪魔だから、いつもだったら買ってるけど、付録があるから欲しくない、なんてことにもなってきた。定期購読したい読者なんていらないって決意なんだろうか(決意というか悲壮なチャレンジなのかもしれないけど)。
その中でも、新しいとこ攻めてきましたなーっつのは、まずは「ゼクシィ首都圏版8月号」。
チョコビスケット型キラキラ☆メジャーと「手続き・届け出 結婚のもらえるお金」ブックと「結婚式の贈り物BOOK」と「花嫁のための結婚準3冊パック」と、小学六年生的な雑誌よりも膨大な付録で、圧倒的な物量作戦。雑誌の3倍ぐらいの厚みで、完全に雑誌本編がぐしゃりとひんまがっている勢い。
次号の付録が「乙女すぎるドライバーセット」で、その2つの言葉は結びついているのだろうか、という疑問をさしはさむ余地もなき暴走っぷり。ドライバーが乙女すぎちゃうって、セクシーな暗喩? きゃん、そんなにねじこまないでっ!
「non・no8月号」は、折りたたみ傘! 直径900mm折りたたんだときは225mmだそうです。russet(ラシット)というブランドのコラボレーションなので、ファンの方はぜひ、っつーかんじ。
男子の雑誌の付録は、どうなんだーっていうと。
「smart8月号」がサマーサンダル、「street Jack8月号」が傘のグリップ、「MEN'S KNUCKLE8月号」がループタイで、がんばっています。
で、今回、ぼくの物欲を刺激したのは、「GetNavi8月号」(公式)のサバイバルツール!
多目的ツールは、けっこう男子雑誌付録の定番で飽きてきてますが、キャッチコピーの「男なら一枚、財布に忍ばせろ!」にピクン!
そうなんだよねー。多目的ツール系は、いくら小さくて持ち運びに便利っつーても、わざわざ持ち運ぶのもなーって感じになってしまう。
「キーホールがついているから、腰のバックルにさげよう」とかあっても、そんなにワイルドスタイルじゃないし。ってことで、いくつか持っているけど、いつの間にか、持ち運ばず、部屋のどこかに行方不明という運命に。
しかも、案外使うことないのな。
栓抜きとかメジャーとかマイナスドライバとかついていても、めったに使うチャンスないんである。
が、財布に入れておけるのなら、話は別だ。…
財布のカード入れのところに忍ばせておけるのなら、持ち運び便利。
もし、年に1度ぐらいしか出番がなくても、だいじょうぶだ。
「GetNavi8月号」のサバイバルツールは、11のツールがついている。
1:缶切り
2:ペーパーナイフ
3:マイナスドライバー
4:定規
5:栓抜き
6:六角スパナ
7:スリット
8:のこぎり
9:方位測定器
10:小さい六角スパナ
11:キーホール
さて、いくつか使ってみたが、正直に書こう。
使うときなさそうだなー、これ!
おせじにも使いやすいとはいいがたいし!
と、思ったら、「GetNavi8月号」本誌に書いてある付録解説にこうあった。
“この重厚感、このメタル感、そして11機能内蔵のお得感。いずれも男子なら「持っておきてぇ」と思ってしまう魅力を放っている。使わなくてもいい。手にするだけでうれしくなる、そんな付録である”
たしかにそうだけど。使わなくてもいいっって、自分で言うこっちゃないだろ、それ!ってツッコミたくもなりますな。
いや、だが、イザという時に、ズサッって取り出して! という妄想を心に、ひとまず財布に忍ばせておくことにします。
使うチャンスがあるといいなー。(米光一成)