デビュー作を書くための超「小説」教室  高橋源一郎

 

(一億三千万人のための小説教室      〃      )

 

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小説家になるための戦略ノート      作者:坂崎文明
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高橋 源一郎氏の『デビュー作を書くための超「小説」教室』、伝奇SF歴史作家 宇月原晴明氏

 

高橋 源一郎氏の『デビュー作を書くための超「小説」教室』という本をちょっと立ち読み。 
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20150508/E1430978342429.html

図書館で借りた日本ファンタジーノベル大賞を受賞した宇月原晴明氏のデビュー作

「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」がなかなか読めないので、

ここで本を購入するのは積ん読が増えるだけと判断して、購入は断念した。

宇月原晴明氏(著書名は知ってたが、全然、知らなかった作家だけど、

伝奇SF歴史小説家かな?直木賞候補にもなって、賞も取ってる凄い方)
http://homepage1.nifty.com/naokiaward/kogun/kogun135UH.htm


高橋 源一郎氏は『一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))』というベストセラー本があるが、この本が小説を書くということの意味を考えたり、初心者がどうやって文章を書き起こしていくかの本で、文章力がどうとかではなくて、 もっと基礎的なところの本である。読専から書き手になりたい人向けの本かな。アマゾンで中古本があるので比較的安価に手に入る。図書館に置いてそうな本でもある。

『デビュー作を書くための超「小説」教室』ですが、これは今年の3/31の新刊だし、アマゾンでも中古でも高いし、新品買った方がいいでしょうね。で、読んだら転売(爆)新品同様の本は買った人も喜ばれるし。お金と同様に良い本は流通させるのがいい。それでは著者にお金が入らないという話もあるが、ファンになってくれたら、その方の新刊本を買ってくれる場合もでてくるので、無料宣伝本だと思ったらいいと思う。今は本を読んでくれるだけでも御の字という時代である。

なろうはアクセス少ないというけど、20年ぐらい前かな?そもそも僕がHTMLタグでテーブル作ったりして、ドリームキャストでジオシティーズ(ヤフーの無料HPサービス)のHP作ってた時なんか、小説なんか読まれないし、感想なんか書く人いないという感じだった。

で、小説批評サイトやってて、基本誉めて、若干、ダメだしするような書き方したら、まあ、好評で作品が集まったりしていた。

やっぱり、自分の作品=自分自身だと勘違いしる人が今でも多いので、やっぱり、作品は褒めた方がいいのかな?と思ったりする。

作品はその人自分自身とは別物であり、ばしばし批判された方が、徐々に良くなっていくものなのでいいのになあと思うが、趣味で書いてる、楽しい方がいいといいのが基本のサイトなので、その方がいいのだろうな。

そうしないと、信長のように明智光秀に殺されることになる。
あれ、どうみても信長って光秀をかなり評価してたので、厳しくしたとしか思えないのだけどね。
光秀ならできると思って期待したように思うけどね。

普通の人にネットで作品を公開するとは、どういうことになのか?ちょっと理解しがたいことがあるんだろうね。今は炎上とか、起こりやすい環境でもあるし大変だと思う。


僕は営業やってたから、暑い7月に9月発売のチョコレートの注文を見ず知らず小売店を回って取ってたから、200件に一件ぐらいしか注文取れないし、これが友好関係が深まると驚異的に取れるようになるのだが、つまり、日本人は感情、情に弱くて、馴染みになると付き合いで買ってくれるようになるのだ。

ランチェスター戦略でもなるべく、車の移動時間を効率化して削って、お客さんに滞在する時間を増やして、訪問回数なども大事だと言われてる。

交流したり、書き続けていくうちに、そういうファンが増えていって、ご祝儀的なポイント評価が入ったり、するようになるのだ。僕の小説を評価してくれる人も結構、同じ人が多かったりする。

最初に出会った5人とか、赤井"CRUX"錠之介さん、大槌小太郎さん、轟幻志郎さん、春日日和さん 長緒鬼無里さん(歴史小説書きばかり?)、垢のついた夜食さん、日野 祐希さん、陸 理明さん、酒井日香さん、gojoさん、真中あやふみさん、ろっきゅんさん、僕の片思いの不死川命クロワッサン@Addictさん、退魔師見習いさん、つまようじさん、MIROKUさん、読専の方の山武さん、パオパオさんとか、他にも無言でブックマークしてくれる方も結構、多くなってきた。

コメントしてくれる方は実数の1/10ぐらいと言われていて、ネットでは10人にひとりの割合になってるという。ネットでは読んでくれた人でも無言とか、結構、多いのだ。それでいいとは思うし。

逆お気に入りというか相互ユーザーさんはちょうど100人ぐらいで、だいたい、アルファポリスとか、エッセイで面白い人をお気入りに入れたり、お気に入り入れてくれた方は相互にしている。

『デビュー作を書くための超「小説」教室』の中に、名作、傑作を書いたとしても、デビュー小説を書くことは恥ずかしいことであるが、そうやって、その小説を完成させて書き切ることで、「他人の目が生まれて」、自分の作品と自分自身を切り離して、自身の作品を客観視できるようになる(うろおぼえ)ということが書かれていて、何か感じるものがあった。

恥ずかしいといえば、今書いてる小説の登場人物の男性がみんなミニスカで二ーハイソックスで女装していて、安東要という主人公がそのかっこうをしてしまったのが原因で、その流れで、信長、光秀もそんなユニホーム(制服)に統一されてます。困ったものです。どうしてそんな小説になってるのか、自分でも訳が分からないよ。

そういう恥ずかしい作品が書けるようになったら、小説家として一人前になれた気がして、満足しています。意味が違うだろう(泣)

>高橋さんは、候補作にかぎっては、じっさいに原稿に〈書かれたもの〉だけで判断するというよりは、その原稿をもとに、その作者がほんとうは〈書きたかったもの〉を再構築しつつ読むのだそうだ。
そこから、その作者によって〈書かれるはずだったもの〉〈これから書かれるもの〉が見えてくる、それが賞の決め手だ、という。

>だから、選考委員というものは──というか、少なくとも高橋さんは──応募原稿の最終候補作を読むときに、この作者は自分といっしょに日本語の小説の未来=歴史を作ってくれる人かどうか、ということを考えているようだ。

高橋 源一郎氏の『デビュー作を書くための超「小説」教室』より 
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20150508/E1430978342429.html


日本語がおかしいと言われて反発してたら、新しい日本語の小説の未来は作れないだろうし、僕はテンプレ小説書けないと言ってたら、「将来の伸びしろ」なんか見出せないだろう。

まあ、何もテンプレ小説を書く必要性もなくて、今の小説の世界に新たな一面、歴史を作れる人に新人賞が送られ、デビューしていくと思います。

なろうの小説は同じものばかり?とも思うとは思うけど、それは本当に小説読んでないからで、結構、バラエティ豊富な作品傾向だと思うけど、共通項は異世界、転生というくくりであればいい訳です。

垢のついた夜食先生(元:中七七三先生)の活動報告で閃いた。異世界転生ものって、もはや現代文学にとって空気の様な必需品じゃないかって。かつて似た流行がありました。 作者:リーフレット(传单姐)さん
http://ncode.syosetu.com/n6352cs/

ここれにも書かれていますが、

『一説に、作品がウケる配分は既知の要素:未知の要素が2:1って話があります。
いわゆるテンプレ(極めて粗雑な使い方で正しい用法だとは思いませんが)と言われるのがなろうでお馴染みの既知の要素です。
未知の要素が、悪く言うとカテゴリーエラー、よく言うと作品独特の個性になる部分です。
夜食さんの場合個性が強いので、いつも0.5:2.5ぐらいになっていて、最近だと1:2ぐらいになってたんですが
今回のは無職ニート要素に、艦これ要素(これは意図してではないかも)が加わって2:1の黄金バランスに近づいたのかも。
無職艦隊は廃物利用ということでしたが、なぜ上がったのか考えておくと今後にも繋がるかなと。』(風来山さんのコメント) 
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/601636/blogkey/1166690/


現役編集者が「小説家になろう」で受ける作品と受けない作品を分析してみた 作者:とある編集者http://ncode.syosetu.com/n7115cr/

ここにも書かれていますが、読者はまず、キーワード→タイトル→あらすじ→作品の順に見ていって、作品を読むことになりますが、テンプレというのは『既知の要素』な訳で、キーワード→タイトル→あらすじ→作品まで、作品がウケる配分の既知の要素:未知の要素が2:1にしていくのが、定石なんでしょうね。