事ここに至って、日本という国の底の浅さがいよいよはっきり見えてきました。どんなにあがいても、もはやこれ以上どうしようもないことが鮮明になり、あとはもう零落の道を辿るしかないところまで追い込まれてしまったようです。政治や経済においてそれが顕著のようですが、しかし、文化の面においても進化や深化がほとんど期待できないありさまです。
でも、これは当然と言えば当然の結果でしょう。小心と無能と卑劣さゆえに、物事の本質や核心という最も大切なことから目をそらし、本当はどうでもいい、枝葉にばかりこだわり、あとは安っぽい情緒と異常なまでの集団主義にすがってきたことの付けが回ってきただけのことです。
つまり、国民全体が大きな過ちを犯しながら、その場その場を誤魔化しながら、最優先させなければならないことや根本の原因から目を背けながら、厄介なことは先送りしてしまうという横着さに身を委ねながら、目先の私利私欲に走りながら、国家という形を何とか維持できるものという浅はかにして愚かな楽天主義が祟ったのです。
そして、性懲りもなく、小手先のみでどうにか取り繕うことを考え、いや、もともと足りない脳味噌ではそれくらいが精いっぱいで、かれらに取って代わるべき人材もほとんど見当たらないことから、結局、先進国気取りもここまでで、すっかり化けの皮が剥がれてしまった今となっては、三等国家、あるいはそれ以下の位置付けが世界中からなされる羽目に陥ったのです。
でも、これは当然と言えば当然の結果でしょう。小心と無能と卑劣さゆえに、物事の本質や核心という最も大切なことから目をそらし、本当はどうでもいい、枝葉にばかりこだわり、あとは安っぽい情緒と異常なまでの集団主義にすがってきたことの付けが回ってきただけのことです。
つまり、国民全体が大きな過ちを犯しながら、その場その場を誤魔化しながら、最優先させなければならないことや根本の原因から目を背けながら、厄介なことは先送りしてしまうという横着さに身を委ねながら、目先の私利私欲に走りながら、国家という形を何とか維持できるものという浅はかにして愚かな楽天主義が祟ったのです。
そして、性懲りもなく、小手先のみでどうにか取り繕うことを考え、いや、もともと足りない脳味噌ではそれくらいが精いっぱいで、かれらに取って代わるべき人材もほとんど見当たらないことから、結局、先進国気取りもここまでで、すっかり化けの皮が剥がれてしまった今となっては、三等国家、あるいはそれ以下の位置付けが世界中からなされる羽目に陥ったのです。