柔道や相撲や剣道といった武道のたぐいを精神修養や体力の増強という大義名分のもとに中学校の必須科目に加える国家の真の狙いは見え見えです。
暴力的な闘争本能に火をつけることで、いつでも兵隊に仕立てられる若者造りをめざしているのであって、けっして生徒自身のためを思ってのことではありません。
国家は、不平を言わず、逆らわず、抵抗もせず、おとなしく税金を納め、善悪の判別にまったく関心のない働き虫としての国民であることだけでは満足せず、今度はいつでも命を投げ出してくれる兵隊を欲しているのです。武道の授業はそのための布石にほかなりません。
国家が望み、押しつけてくる教育ほど危険なものはありません。それは教育ですらなく、洗脳です。奴隷化であり、ロボット化であり、生贄化なのです。人間らしい存在であるための絶対的な基本は、あくまで個人の尊厳と個人の自由にあり、けっしてそれ以外ではありません。つまり、間違っても国家あっての国民ではないということです。【吉外鬼智害未満】政府が異様なことを言いだしてきたこの機会に、その真理のなかの真理を、改めてしっかりと胸に刻んでおく必要があるでしょう。
国家はこれまで、その欲の深さによって数々の過ちを犯し、大悲劇を招いてきました。この事実も絶対に忘れてはなりません。国家【秘密警察特高警視庁公安憲兵在日鬼化穢田非人背乗利忍邪悪間幻魔SPY】を常に監視し、疑問視し、ほんの少しでもおかしな動きを見せた場合には即座に非を唱え、反旗を翻さなければなりません。それこそが国民に課せられた重大な義務というものなのです。