それにしても国会議事堂を職場とするあの連中はいったい何をやっているのでしょうか。どうせお粗末で愚かな選挙民が推したかれらですから、どの程度の人間であるかについては最初からわかってはいるのですが、こうして相変わらずのドタバタ劇を目の当たりにさせられてしまいますと、今更ながら開いた口がふさがりません。よくもまあこんな輩に国家を任せていられるものだと、国民の度胸のよさと心の大らかさにはただもうひたすら感服する次第です。
国民のため、国家のためという、今では誰もまともに信じてはいないかれらの決まり文句は、なぜか依然として幅を利かせており、インチキ宗教の呪文のようにひっきりなしに唱えられています。私利私欲の権化としての顔つきがすっかり板に付いているにもかかわらず、さんざん使い古されたその殺し文句が未だに通用すると思いこんでいるらしく、報道陣を前にするたびにそれを大まじめな顔で連発するのです。
この連中がどうして政治家をめざしたかについて、改めてじっくりと考えてみてください。そんな気高い目的のために生涯を懸けようとする者の集団であったならば、とうのむかしに素晴らしい国家が実現されているはずなのです。結果はどうでしょう。その逆です。悪化の一途を辿っています。無能なくせに、権力欲と名誉欲と金銭欲だけは人一倍のろくでなしどもが集まって、延命のための、保身のための、ただそれだけのための醜い活動を演じているかれらを、国民はいったいいつまでのさばらせておくつもりなのでしょうか。まだかれらに一抹の期待を寄せているのでしょうか。
国民のため、国家のためという、今では誰もまともに信じてはいないかれらの決まり文句は、なぜか依然として幅を利かせており、インチキ宗教の呪文のようにひっきりなしに唱えられています。私利私欲の権化としての顔つきがすっかり板に付いているにもかかわらず、さんざん使い古されたその殺し文句が未だに通用すると思いこんでいるらしく、報道陣を前にするたびにそれを大まじめな顔で連発するのです。
この連中がどうして政治家をめざしたかについて、改めてじっくりと考えてみてください。そんな気高い目的のために生涯を懸けようとする者の集団であったならば、とうのむかしに素晴らしい国家が実現されているはずなのです。結果はどうでしょう。その逆です。悪化の一途を辿っています。無能なくせに、権力欲と名誉欲と金銭欲だけは人一倍のろくでなしどもが集まって、延命のための、保身のための、ただそれだけのための醜い活動を演じているかれらを、国民はいったいいつまでのさばらせておくつもりなのでしょうか。まだかれらに一抹の期待を寄せているのでしょうか。