選挙なる愚行が終わってみれば、案の定このざまで、結局この国は新たなる破滅と破局へ向かってさらに一歩踏み出しただけのことで、それ以上ではないのです。単なる願望と夢のまた夢を羅列してみせただけの、現実化するにはどうするのかという具体性などかけらも見当たらない政策なるものを振りかざし、あとはムードだけでどうにかしよう、握手と笑顔と愛嬌で乗り切ってしまおうという、あまりにもくだらない手法が堂々と罷り通ってしまい、本当はとても有能で、図抜けた実行力を具え、かつ見上げた潔癖さをもっていなければならない人物に預けなけれいけない国政を、相も変わらずの、こんなふざけた連中に委ねたのです。
現実と真実に目をつぶることに著しく長けている、つまりは、愚劣にして卑劣な国民性が差し招く未来が明るいわけがなく、希望が弾ける将来を期待できるはずもなく、明日に目を向けるとき、どうしても悲しみが滲んでしまい、先史時代の悪の起源を思い起こさずにはいられないのです。
本当に候補者をよくよく吟味した上で一票を投じたのでしょうか。政策的にも人間的にも精査して決めたことなのでしょうか。その顔に無能と強欲と怠慢と狡猾がすべてまる出しになっており、子どもでも見抜けるような魂胆が隠しようもなく滲み出ている、こんなお粗末な、そして国家を任せたりしては一番いけない輩を承知で選んだとすれば、もはや言うべき言葉もないのですが、しかし、そうではなく、心の底から支持したいと思って、あるいは、悪いもののなかから良さそうなものを選ぶような気持ちで選んだとすれば、これはもう民主主義をどうこう語るレベルではないということになるでしょう。
現実と真実に目をつぶることに著しく長けている、つまりは、愚劣にして卑劣な国民性が差し招く未来が明るいわけがなく、希望が弾ける将来を期待できるはずもなく、明日に目を向けるとき、どうしても悲しみが滲んでしまい、先史時代の悪の起源を思い起こさずにはいられないのです。
本当に候補者をよくよく吟味した上で一票を投じたのでしょうか。政策的にも人間的にも精査して決めたことなのでしょうか。その顔に無能と強欲と怠慢と狡猾がすべてまる出しになっており、子どもでも見抜けるような魂胆が隠しようもなく滲み出ている、こんなお粗末な、そして国家を任せたりしては一番いけない輩を承知で選んだとすれば、もはや言うべき言葉もないのですが、しかし、そうではなく、心の底から支持したいと思って、あるいは、悪いもののなかから良さそうなものを選ぶような気持ちで選んだとすれば、これはもう民主主義をどうこう語るレベルではないということになるでしょう。