モチーフとなった機体
可変戦闘機 | 名称(愛称)のモチーフ | デザインのモチーフ | |
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実在する機体 | 架空の機体 | ||
VF-0 フェニックス | AIM-54 | F-14 | VF-1 |
VF-1 バルキリー | XB-70 | F-14 / F-4[14] / F-15(FASTパック) |
ガウォーク(ジェノサイダス) |
VF-4 ライトニングIII | P-38 / ライトニング | SR-71 | VF-X-4 |
VF-9 カットラス | F7U | X-29 | VF-X-10(アドバンスド・バルキリー) |
VF-11 サンダーボルト | P-47 / A-10 | Su-27 | |
VF-11MAXL改 ミレーヌバルキリー | F-16XL | F-16XL | VF-11 |
VF-14 バンパイア | バンパイア | SR-71 | Fz-109 ゾルンシリーズ(空中騎行戦記)[15] |
VF-17 ナイトメア VF-171 ナイトメアプラス |
F-117 | ||
YF-19 エクスカリバー VF-19 エクスカリバー |
X-29 / Su-27[16] | 星嵐-99甲(空中騎行戦記)[17] | |
YF-21 シュトゥルムフォーゲル VF-22 シュトゥルムフォーゲルII |
Me262A-2a | YF-23 | クァドラン・ロー |
VF-25 メサイア | 公募 | Su-27 | VF-1 |
VF-27 ルシファー | Su-27 / SR-71 | VF-25 | |
YF-29 デュランダル | Su-27 | VF-25 | |
YF-30 クロノス | VF-25 | ||
VF-31 ジークフリード | X-29 | YF-30 | |
VF-3000 クルセイダー[18] | F8 | VF-3000(アドバンスド・バルキリー) | |
VF-5000 スターミラージュ[18] | ダッソー・ミラージュ | VF-1 | |
VA-3 インベーダー | A-26 | A-6 | A-9B インベーダー(空中騎行戦記)[15] |
VA-14 ハンター | ホーカー ハンター | SR-71 | |
VAB-2 | B-2 | ||
VB-6 ケーニッヒモンスター | スペースシャトル | デストロイド・モンスター | |
SV-51 | Su-27 | ||
Sv-174 スヴァード | F-104 | グローリアス・レイピア LV-7 エクスカリバー(空中騎行戦記)[17] | |
Sv-262 ドラケンIII | サーブ 35 ドラケン | サーブ 35 ドラケン |
商品化
イマイ、アリイ、タカトク、ニチモ、バンダイ、ハセガワ、やまと、ウェーブといった模型・玩具メーカーからプラモデル、玩具として商品化されている。プロポーションを重視した比較的安価な非可変のモデルと、高価だが3段変形可能な可変タイプがある。
河森は商品化の際にも協力を惜しまず、商品開発用に新たに画稿を起こすこともある。
また、オリジナル商品として俗に痛バルキリー(いたバルキリー)と呼ばれるペイントパターンの機体もある。痛車の様に女性キャラクターのイラストをマーキングしたバルキリー(可変戦闘機)のことを指す。VF-25のデカルチャー・デカールが代表的だが、そのほかゲームオリジナルの痛バルキリーも存在する。
脚注
- ^ ただし、最初にデザインされたVF-1はロボットのデザインが先行し、変形機構を編み出す上でF-14に似た戦闘機形態にたどり着いており、ガウォーク形態も変形玩具の開発過程で偶然見出された経緯を持つ。なお、「VF-17 ナイトメア」や「VF-22 シュトゥルムフォーゲルII」をデザインした際に河森は「現実の航空機がステルス化に伴う装備内蔵により肥大化したのでデザインが楽になった」とコメントしている。
- ^ 「マクロスアルティメットフロンティア 超時空娘々パック」によるとVF-25のデザイン期間は3か月。
- ^ 「河森正治デザインワークス」 155頁によると「VB-6 ケーニッヒモンスター」は1994年のラフスケッチから完成の1998年まで4年かかっている。
- ^ ゼントラーディ軍のバトルスーツ、クァドラン・ローが搭載するイナーシャ=ベクトルコントロールシステムを、YF-21やVF-22が導入している。
- ^ マクロス・クロニクル No.36
- ^ 『マクロス ゼロ』に登場するVF-0とSV-51は試作戦闘機を実戦投入したという設定で、生産数も少ない。
- ^ 『マクロス・クロニクル No.48』 18頁
- ^ a b c 『THIS IS ANIMATION SPECIAL マクロスプラス』 小学館、1995年
- ^ a b 『マクロスデジタルミッションVF-X 最強攻略ガイド』小学館、1997年、81頁。
- ^ 「マクロスエース」 8号268頁
- ^ バジュラ本星決戦時において「今から20年ほど前に初めて独自開発した」と記述されている。
- ^ a b c 「マクロス・クロニクル」第46号 28頁。
- ^ マクロス・ザ・ライド 下 214頁
- ^ 河森は「バルキリーの機首の垂れ下がりは、F-14よりもF-4です」と述べている(『河森正治デザインワークス』、エムディエヌコーポレーション、2006年、187頁)。
- ^ a b 『河森正治マクロスデザインワークス』、ムービック、2001年、153頁。
- ^ デザイン発表後により形状が似たSu-47(S-37)が公表された。存在を知った河森は「カナード翼の位置がYF-19の没案にそっくりでびっくりした」とコメントしている(『フィギュア王 No.77』ワールドフォトプレス刊より)。
- ^ a b 『THE変形 河森正治デザインワークス展 「マクロス」〜「サイバーフォーミュラ」〜「アクエリオン」〜∞』パンフレット、2015年、18頁。
- ^ a b 型式番号が4桁台なのは「開発メーカー内で担当チームが異なる」イメージから。
参考書籍
- 『THIS IS ANIMATION SPECIAL マクロスプラス』 小学館 1995年
- 『河森正治 マクロスデザインワークス』 ムービック 2001年 ISBN 4-89601-512-6
- 『モデルグラフィックス 1998年1月号』大日本絵画
- 『マクロス・クロニクル』
- 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル』
関連項目
外部リンク
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