ダンジョンを造ろう    作者:渡良瀬ユウ/ロウ   104/155ダンジョンを造ろう 設定
名前 ハウスター辺境伯(詳細未定)
種族 人族
職業
主な技能スキル
 王国の東を守る辺境伯。国家群と良く小競り合いが行われる地域だが、王国中央の力を借りずに守り切っている。そもそも中央から援助などもらえないし、貰っても役に立たないと分かっている。自らの能力のなさを理解し、それぞれ適材適所に人を振り分けられる人物。徳があり、部下からの信頼も高い

名前 ダン・ダステル
種族 人族
職業 斧士(中位)
主な技能スキル 斧系をそれなり
 帝国から国家群、そして王国に流れ着いた流浪の冒険者。しかしてその実態は、ノブナガもとい、ノブツナに追われていると勘違いして逃げ出した冒険者。その外見は巨漢、ムキムキ、ハゲとノブナガを興奮させた冒険者のような姿。腕はかなりのもの。更にいくつも国を通り、様々な技術、知識を手に入れあらゆる方面から一目置かれている存在に。実に勤勉なムキムキハゲである。出番はもう少し先なんだ。

名前 ハバル
種族 ドワーフ
職業 鍛冶師(上位)
主な技能スキル 鍛冶系をそれなり
 ヴォルトが持っている剣を見たくて、触れたくて、直したくてタダラ鉱国から出てきたもの好きドワーフ。まあドワーフは大抵こんなんであるが。タダラ程の腕前ではないが上位、鍛冶師としての腕は確か。自分もかなり酔狂で物好きだと理解しているが、ヴォルトを見て己がまだまだであることを察している。そして最上位、鍛冶の大親方と同じ境地に立つにはあれほど壊れていないと駄目なのか諦めてもいる。

職人系の判断材料
見習い(下位) 見習い、弟子入りして色々と学ぶ
一人前(中位) 一人前、店、工房を持つことを許可され弟子を持つことも出来る。しかしここから本番
親方 (上位) 親方、工房を複数持ったり、一人前たちを束ねて仕事をしたりする。ここまでくればかなりもの。誇っていい。
大親方(最上位) 職人の頂点。剣聖と同じようなもの。職人から見ても化け物、軽い作業なら始めたと同時に終わる技量を持つ。規格外の領域。


帝国
 大陸最大の軍事力を有する北の大国。かつては小国が乱立する乱世の地だったが、北方の土地が痩せこけこのまま滅ぶしかないと考えた国がついに決意。周囲の国に侵略を開始。それに他の国も反応。対抗するために同盟、ではなく国を侵略して国力を増やそうとする。そして勝ち残ったのが北の国。後に帝国と名を変える。現在は隣接する敵対勢力は国家群と西の山脈の支配者、首領悪鬼ドン・オーガ。内側には帝国に降伏し、貴族となった元王族の公爵家。国を裏切り帝国に下った貴族、侯爵家など敵も多い。

名前 ナラガン・ホス・ファース
種族 人族
職業 
主な技能スキル
 帝国南方の貴族。西の山脈、オワの大森林、国家群と三勢力に接する領地を持つ辺境伯。その性格は合理的であり、また冷酷でもある。味方、能力のあるものは優遇し、敵や無用には容赦しない。はずなのだが、非常に優秀な執事やオワの大森林魔王、ノブナガの所為で苦労人のような立場に。政や戦争ならばお手の物、即座に対応して見せるが執事は優秀であり、間違った指摘などしないので処分する訳に行かず、魔王ノブナガも己が責任では対処できない問題なので、困る一方。貴族としての能力は帝国でも右に出る者がいないほど優秀なのに。

名前 クラース
種族 人族
職業 ???
主な技能スキル ???
 子爵家の三男として生まれるが、ある事情により家を追われる。後にその家は戦乱の中で潰える。家を追われた後、武門派として名高いモーガンに拾われ文官として尽力する。その時のおんを今でも覚えており、決して笑顔を崩さずに執事としてファース辺境伯に仕えている。
 その能力は優秀の一言、視野が広く貴族の家に生まれたため知識も豊富、先代にしごかれたこともあり経験もある。ファース辺境伯は自分より優秀と考えているが、実際はクラースの補佐能力が優れているだけで政などはファース辺境伯ほどの能力はない。それを自覚しているため決してその方面は口を出さない。その勘違いを教えもしない。それがクラース。なお、三代仕えられるかは怪しい。高齢なのさ。

名前 モーガン
種族 人族
職業 騎士(上位) そのほか弓、剣、槍など複数の職業を持つ
レベル 136
主な技能スキル 結構いろいろ。 
 ファース辺境伯の先代。元は男爵家だが、戦乱の中で武功に武功を重ね、ついには辺境伯にまでなった実力派。モーガンの名を聞けば敵国も恐れ戦いたという。個人の戦闘能力もさることながら、その統率能力は帝国を作り上げる要因となったといって良いほど優れていた。当時の皇帝や近衛団長もモーガンに戦闘で勝てる者は居れど、戦争で勝てる者居らず、と断言したほど。現に戦争に置いては無敗を誇り、戦乱が終わり帝国が誕生した後、最も危険度が高い領地を賜るも、隠居してナラガンに家督を譲る。その後、騎士団強化に努め、老衰。なお、クラースへの扱いだが一切悪いと思っていない。当たり前だと思っていた。

名前 ギルフォード・ギルア・ギルバード
種族 人族
職業
主な技能スキル 
 帝国皇帝。帝国が誕生し、戦乱を終わらせた先代が高齢のため一代目皇帝となった。若いころは戦地で剣を振るい、皇帝となっては一気に広くなった国土に頭を悩ませながら統治している。そのおかげか、どの地方も、他国であったころに比べて豊かになっている。それでも食糧問題、公爵、侯爵家問題があった。しかしノブナガの登場で食糧問題に改善が見え、公爵、侯爵家問題もノブナガを上手く利用できれば解決できると考えて居る。なお、ギルは皇族の証。名前には必ず付けられる。

名前 バン・バララム
種族 人族
職業 剣士(上位) 他にも騎士、弓など複数の職業を所持
レベル 170
主な技能スキル いろいろ
 帝国の近衛団長。皇帝のそばに控え、護衛をしている。実は親がコルターに斬られた元近衛団長。その時に荒れ、各戦場を転々としている内に生き残りレベルが上がった。しかしその頃には敵であるコルターは帝国に居らず、目標も戦場も失っていた時に騎士団の人間に誘われ入団。その強さ、出自から出世。今に至る。レベル的にはアリスより上だが、格上との戦闘経験がない。その辺りを考慮すると……ねえ?

名前 フルーン・ヘルベート
種族 人族
職業 魔法使い(上位)
レベル 146
主な|《技能》 風の魔法

 帝国の次席魔導士。そして魔王の奴隷、配下となっているイフリーナ、セルミナの兄。元は努力して家の為に頑張ろうとしていたが、いつの間にか一位になることに快感を得てトップの座に執着するようになる。この時に妹、イフリーナ、セルミナを比較対象としてこき下ろす。この時にイフリーナ、セルミナはトップ嫌いとなる。
 なお、政や事務仕事が出来ないと絶対に主席魔導士にはなれない。フルーンは才能があったため、次席となったが、本来は政、事務仕事を経てから席次頂く。なお、普通の魔導士は研究、事務仕事を両立させている。

名前 マンド
種族 人族
職業 魔法使い(上位)
レベル 156
主な技能スキル 土の魔法

 帝国の主席魔導士にて、皇帝の補佐役。視察などの時は皇帝代理を務めている。土魔法を得意とし、特にゴーレムの扱いに右に出る者はいない。研究室に置かれている三体のゴーレムを操り戦えばその能力は近衛団長、バン・バララムすら凌駕する。
 すでに先代から仕え、その身は高齢。引退したいが、次席があまりに不甲斐なく引退できない現状。なので荒療治として、皇帝の視察に同伴させて政、事務仕事の重要性を説こうよしたが、政務の鬼、海千山千の貴族の中でも特に恐ろしいファース辺境伯の所に置いてきたと言われ若干心配している。フルーンに期待しているのだから、壊されてほしくないのだ。

名前 セルガン
種族 人族
職業 剣士(下位) 騎士も取得済み
主な技能スキル 剣士系を少し

 ファース辺境伯の息子。父よりも祖父であるモーガンに似ている。ただ、父やクラースに苦手意識を持っているため暴走できない。もう少し頭を巡らせて考えて欲しいが、途中で楽な方向へ流れてしまう。そのため、クラースが目付け役として付いたときは言葉でボコボコにされる。いずれはファース領を継がねばならない。つまりノブナガと隣接する領地で、交渉も出来なければならない。こっそりとハードルが高くなっていることに気付いていない哀れなセルガン。近いうちに呼び戻されてフルーンと共に政務や事務の片づけ方を習うことになるだろう。

名前 アルキー公爵
種族 人族
職業
主な技能スキル

 元アルキー王国、国王。現在は帝国に降伏したため、公爵となる。帝国とは一度戦争をし、そこでモーガンにぼこぼこにされ降伏。領地も減らされたが、他の国に比べればマシな方。アルキー王国は帝国が最後に残した国で、そこを落としたことにより国家群と隣接。面倒事を回避するためアルキー公爵を生かした。しかし、そのツケがじわりじわりと近づいて来ているのだ! 

名前 コルター・カッシュ
種族 人族
職業 剣聖(剣士最上位)他戦闘系職業多数
主な技能スキル めっちゃたくさん

 どこの国にも属していないような辺鄙な農村の出身。鍬や鎌などで魔族、魔物相手に無双。外の世界で強者と戦い勝利したくなり外へ。たまたま帝国に着いたためそこで冒険者として活動する。そして戦争にも嬉々として参戦。参加できる戦線には全て参加したため敵や味方から『戦狂』と恐れられる。
 その後、ある戦場で後のヴォルトを拾い育てる。そして帝国にて近衛団長を殺害して国を追われ、国家群へ、そこで最強の一角として名高き狼王と戦い勝利。やっぱり国を追われる。その後、王国手前で、ヴォルトと一騎打ち。最強を誇ったコルターだが、弟子と言うか拾った強者、ヴォルトに敗れて散る。
 コルターは強者と戦い勝って生き残ることを快感としていた。そのためあらゆる武器を使い、卑怯なことも無限としてきた。対してヴォルトの興味は一つ、斬ること。そこに差があったのかもしれない。

国家群
複数の都市国家が乱立し、協力している。国家の群れ、故に国家群。始まりは王国が大陸を支配していた頃、王国が人族の中でも人間を頂点とした人間至上主義を掲げようとして、公爵であったカルネア公爵が反対。そして周囲の人族と共に独立する。その後、カルネア公爵を中心に国造りの話が出るが、今回の引き金人間至上主義の助長になると拒否。その結果、各都市が代表を決め都市国家となった。なお、都市国家同士で戦争することもあり、都市国家を複数持つ国などもある。発言力も都市国家ごとに異なる。

カルネア公国
 国家群の創設者? 結果的に作った公爵が治めていた領地。元々都市をいくつか保有していており、国家群が成立する際に自分の権力、勢力を削ぐためにいくつか都市を手放し三つの都市国家を合わせてカルネア公国を名乗る。気高い人だったのだよカルネア公爵は。
 しかしその気概は後世に伝わらず、統治者は代を重ねることに質が落ちて行った。そしてついにノブナガの寄生虫パラサイト計画(大誤算)の犠牲となり消滅。領地は火の海になり、かつてのように国家群の食糧庫として復活するには何年もかかる見通し。

 タダラ鉱国
 ドワーフたちが中心となり国となる国家群北東の国。都市国家の数は少ないが、鉱山を有し、それによって作られた武具に身を固めたドワーフは精強。ただ自給率が壊滅的であり、武器を売って食料を買う。そのためカルネア公国とは非常に仲が良かった。そこで戦士長が末姫、スズリをカルネア公国に嫁がせることを提案。鍛冶長、鉱山長は反対したが王は戦士長の威圧に負けスズリをカルネア公国に嫁がせた。その結果……。なお、カルネア公国消滅後、都市国家を一つ手に入れたが、農民などおらず手つかず。手の出しようがなく国家群全体の食糧難で最も頭を悩ませている国。

 ズール大国
 獣人狼種が治める国。非常に好戦的で国家群の中では広大な領地を持つ。現在はカルネア公国の都市も含めて六つの都市を持つ。ただかつての栄光、狼王ヴォルト・ザールが治めていた頃の勢いはなく。戦争をしていなければ存在感も発せられない国でもある。国家群の中で保有戦力最大の国。

 ユゥラ樹林国
 エルフが治める国。元々、林業、果樹園を主体とした事業を行っており、オワの大森林に魔王が誕生した所為でオワの大森林に入れず若干停滞中。しかし果樹園があるため国家群の食糧難が起こっている現在最も余裕のある国。保有都市国家が少ないが、発言力はトップクラス。