全力織田家で戦国疾駆    作者:桜井信親  8/68  第八話 会議

 

主催者は俺こと、犬山城主・織田信清
協賛に信長信広殿と言うことで。

 

【第一勢力】清州の守護代・織田広信は来てない。
一応代理の使者として、奉行人の織田吉清が来てるけど、小物に過ぎるわー。
【第二勢力】岩倉の守護代も、信安当人とその嫡男信賢は来てない。
でも次男の信家と、重臣の広良が参加しているのだから良い塩梅だ。
広良俺の弟だけどな!
 

信勝

 

信成

 

織田信成
信光叔父上の嫡男で、俺たちの従兄弟。信長の妹と婚約しているので、義兄弟候補

 

主人公信清の顔を立てて、という奴も多いようだがな。」

 

 

 

 

どくしゃになってね…

 

信長と兄弟たちとの忌憚なきお喋り大会、はっじまりーっ!

信成も、義兄弟枠で参加だ。
「いやあ。僕はまだ、義兄弟になってないんだけどね。」
信成の呟きを打棄り、せっかくなので司会進行を任せることにした。

 

参加者は信長の兄弟の内、信広殿、信勝信興秀孝
そして元服前だが喜蔵三十郎、そして九郎もご招待。
これより下は流石に低年齢過ぎるからね。
喜蔵は織田寛近の養子となり、川村城主を務めている。
まだ九歳だが。
因みに、信広殿と同腹なので気分的に少し特別。
信勝末森城主、言わずと知れた信長の同腹
秀孝三十郎末森で暮らしている。
九郎は織田達広の跡を継ぎ、七歳にして野府城主だ。
まだ信興と共に那古屋に住んでる。
信興と言えば、平手の爺様の嫡男を、信長付から信興付に変えて置いた。
何か信長と相性良くなかったみたいだから。