ずっと部屋にあるのに


普段は忘れていたチューリップのグラス


そう言えば…と思いだし


きれいに洗って使おうとしたら


手の中で音がした   パキンっ


音と同時に急に重くなった


あっ




掌が少し切れた




大切に扱っていたつもりが




割ってしまった


これは何のチャンスだろう




このグラスを見る度に


初めて手にした時の想い出がよみがえっていた



この時もそうだった



壊れた姿を見て



その想い出を
もう手離していい時期に来たのかなと考えた



なんの事はない




買おうかどうしようか迷っていて


思いきってひとつだけ選んだっけ




形と透明感が好きだった



けれど、
しばらくの間、その存在すら忘れてしまっていた




壊れてしまうと

かわいそうなことをした と思ったけれど



そのあとの執着心はそうでもなかった



もしかしたら
無くても良かったものなのかもしれない


欲しくて買ったものだけど


買う という行動に満足していただけかも知れない


好きなものを
買いたい!と思ったから買う ということ



あとは置いておくだけ



そうやって手にした品々がたくさんある


物は使われて初めて生かされる
ということ、その頃はあまり考えもしなかった




ものが溢れている時代



物との付き合い方
今の自分と当時の自分は違っている


自分を生かすためにも


ものが生かされるように




もっと肩の力を抜いて


今の私に必要かどうか
整理して考えてみると


手離していいものがあるのだと思う


手離すことで互いが生かされる



時どき時間を作って自分の周り

見直してみよう



取捨選択


自分のココロも部屋のモノも


チューリップのグラスが教えてくれた
振り返りと これからのこと


気づけた自分は
少し成長したのかな


何のチャンスか考えると
その答は必ず見つかる


特に、残念な出来事


上手くいかない時に



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