4年生のこの時期サークルや部活も引退しちゃった+コロナも相まって暇すぎるので2年ぐらい放置していたブログを更新しようかなと思います。

簡単に自身の4年間を振り返って思ったこと、思考の変化、一橋という大学、大学生活について振り返ります。

今回は「一橋大学は日本で一番コストパフォーマンスが高い大学」という主張です。




理由は端的に3つぐらいで述べます。



理由①

就活ではかなり強い。

理由は単純明快。母数が少ないのに大手や有名企業の採用数が多いから。

例えば慶應や早稲田のようなマンモス大学の採用数と同様の場合がある。早稲田、慶應10人、一橋10人など。1学年1000人しかいない一橋生が1学年5000~多くて10000人いる大学と同じ採用数なら入り易さは雲泥の差。同じ大学のライバルに理系のスペシャリティを持った人もいない。実際私の同期も軒並み難関と言われる企業にバンバン受かるし、世間では良い評価の大手金融などは就活失敗気味と言われる始末。(実はこういう雰囲気あんまり好きじゃないけど、人間の性ともいえる)

スポーツでオリンピックや国体に出た等の実績や際立って頭が良いわけでもない田舎出身の凡人(私)が、世間の欲望の権化である入りたい企業ランキングのような上位に入る企業に入れるのは大学のネームバリューのおかげだと思う。初めて学歴って大事なんだなと思う瞬間でもあった。





理由②

優秀な人、要領が良い人、バランスが取れた人がほとんど。

よく言う偏見で、「高学歴は勉強だけできるコミュ障」があるがこれはまあほとんどの場合勘違い。

勉強だけできる→もちろんそういう人もいる。

高学歴は→主語が大きすぎる、高学歴でもない人はコミュ力が極めて高いわけでもない。

一部のそういう人があたかもその大学を代表する人かのように言われている。



東大生や理系の頭の良い人達の一部にはたまに頭イッてんなぁって人がいるが、どちらかというと勉強もできて、社会を上手く生きてきたなあって人が沢山。一橋生は特にそういう人が多いと思う。プライドも高すぎず、田舎の国立で過ごしているから都会の喧噪とした雰囲気も入ってこず、のびのびのほほんとした感じ。自動車教習所のおっさんに言われるが東大と違って一橋大学生に悪い印象はあまりなく、バランスが取れた人が多いとのこと。良くも悪くもこのバランスの良さが一橋という大学を表わしていると思う。

いい人が本当に多い。一橋のどのコミュニティで出会った人でも自分より圧倒的な知性を感じるし、性格の良さ(ある意味育ちの良さ)をひしひしと感じる。そんな人たちと出会えて大学生活で自分を高められたことに今はとても感謝している。



理由③

単位が死ぬほど取りやすい。普通にしていれば(真面目に授業を受けるなど)そこまで苦労なく、3年生の秋or冬には卒業論文以外の単位は取りきれるし、リゼロのペテルギウスが憤怒するぐらいの怠惰出ない限り卒業はできる。ただ現役4年生は卒論に絶賛苦しみ中であり、筆者自身も卒論をまだ1文字も書いていない。構想をしっかり組んでいるというのが不幸中の幸い。加えて休みも7月後半~9月前半、1~3月丸々(履修によってはもっと長い)のように一年の半分以上は自由時間で好きなことに打ち込める。部活するもよし、全世界に旅行するもよし。アルバイトやインターンにのめり込むのもありだろう。もちろん勉強をすることに越したことはないが、私がいいたいのはしっかり勉強する時間も取れた上で、他のことにも存分に取り組めるメリハリ度のことである。日々研究に忙しい理系の学生の皆さん、本当にすみません。





以上簡単にまとめると、大学生活の根幹である3要素

①就活(進路)

②人(友達)

③単位(卒業)+自由時間

の3点がどれも高水準でケチのつけようがない、という意味でコスパ最強と4年間通じて感じてます。受験生やその親御さんに是非お勧めしたい大学です。