ビールメーカー大手5社は11日、9月のビール系飲料の課税出荷量を発表した。1~9月のビール系飲料(ビール?発泡酒?新ジャンル)の課税出荷量は、前年同期比1.4%減となり、8年連続のマイナスで、1992年以降で過去最低となった。
また1~9月期のジャンル別の出荷量では、ビールが前年比0.2%減、発泡酒が9.5%減、第3のビールを含む新ジャンルが0.5%増となった。この結果、ビール系飲料全体の構成比は、ビールが49.6%、発泡酒が14.1%、第3のビールが36%となった。
一方、株式会社クロス?マーケティングは、7月1日から8月12日にかけて、コンビニエンスストアで「第3のビール」売上トップ5であったブランドのいずれかを購入した、全国20~79歳の男女2,205人に、「第3のビール」に関する調査を実施した。
調査対象者を、購入したことを認識している「意識購入者」と、購入したことを認識していない「無意識購入者」に分類し、それぞれから購入時の様子を聴取することで、第3のビールの購入?飲用実態などを明らかにした。
性別や年代別では、無意識購入者は女性比が比較的高く、約3割を占めることが分かった。また無意識購入者は「何かお酒を買う」といった漠然とした購入パターンが多く見られた。一方で、意識購入者は第3のビールを「自分用」として購入する人が多く、ブランドの指定買いも多く見られた。
第3のビールは消費者の節約志向に加え、メーカー各社による味の向上やブランド戦略などによって、勢いが続いているとみられる。実際に、ブランドを意識する購入者も増えてきており、当分人気は続きそうだ。