文庫本が出るまで三年待っても平気な私なのに、
贅沢なプレゼントが名古屋から届きました。


キムズカシイ-1984


『1Q84』。

村上春樹の新作で、
発売日前から予約しておいたものだそうです。
そして、EMSに乗って私の手元に届きました。

留学時代の美人指導教官からです。
「李さんの分も予約しておいたので住所を教えてください。」と、
メールが来たときは、恐縮でしたが、すごく嬉しかったです。

ケチな私なので、先生に、
「夏休みに取りに参りますから」と言ってみたんですが、
先生は本が手に入った早々、EMSで送ってくださいました。

そういえば、夏休みまで待ったら、
せっかくの予約が無意味になっちゃうんですもんね。
私のバカ。あっかんべー

いろんな意味で、贅沢。

最初の博士号指導生とは言え、
帰国してから、先生とそのお子さんたちの誕生日のときくらいしか、
メールすら送ったことのない私だったので、
深く反省して、またそこまでしていただけて、
幸せを噛み締めています。

ずいぶん昔の話ですが、先生の記号論の講義で、
村上春樹を発表の題にすると初めて言ったとき、
先生が、「何が面白いのかさっぱりわからない」とおっしゃったので、
ちょっとビビッてしまいました。
先生の鼻からの息が荒かったのを覚えています。あせあせ

後からわかったんですが、
先生のご主人が、大の村上ファンで、
既にたくさんの論文を出していらっしゃるんです。
だから、そのきつそうなセリフは、実は私に向かってではなく、
ご主人に向かってのものだったようです。^^

そして、文句を言いながらも、
多忙の中でも、一足早く、ご主人のために、
そしてついてに(笑)私のために、
発売前から本を予約してくださったのを思うと微笑ましくて。

先生に感謝。
台湾では何番目にこの新作を目にしたものでしょうかね。ウッシッシ

ちょっと元気をいただきました。。。