読み終わったばかりで、

いま2回目読み返している本です。


原著は英語でタイトルは"The Book Thief"ですが、

中国語の訳本『偸書賊』(訳者:呂玉嬋)を読んでいます。


評価:★★★★★

間違いありません。


一人の人間が、もう一人の人間をいかに愛し得るかを、

見せてくれる本です。

「愛」の、実にいろんな形が集まったお話。


友情とか、家族愛とか、同情心とか、愛国心とか、

それらの言葉を使うと視野が狭まれすぎてしまうことを、

この本を読んだら知ってしまうでしょう。


そして、甘くてしょっぱい(※「すっぱい」ではなく)恋物語。

『タイタニック』には全く泣けませんでしたが、(苦笑)

ここの恋物語には…


作者は、凄い人なんだろうな、と思いました。


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日本語:

『本泥棒』
マークース・ズーサック (著), 入江 真佐子 (翻訳)

英語:

"The Book Thief"

Markus Zusak (著)