最近は、増量したプレッシャーに対して、
うまく付き合う方法を摸索中。
それで、少しナーバスになりがちです。

そんなときにこそ、
人に優しく接するよにと心掛けないとダメですが、
身近の人にはついついイライラさが言葉に出てしまいます。

夕べ、親友のMちゃんに、
ちょっとストレートすぎる嫌いのあるメールを出してしまい、
またその後、村上春樹の言葉を借りて、
いまの自分は「桃の毛みたい」と言い訳をしてしまいました。

村上の作品に「パン」という短編があります。
(『夢で会いましょう』に収録)
パン屋を襲おうと、ただでさえナーバスになっている強盗が、
なかなかパン選びを延々と終わらないおばさんに対して、
非常に苛立っている様子を、
村上は「桃の毛みないに敏感になっている」と書いています。
その比ゆを私はすごく気に入ったということを、
Mちゃんは知っています。

こんな自分、嫌だな、と思ったら、
メールの返信が来て、
件名は「桃の毛姫?」。。。

噴き出してしまって、
一気に緊張がほぐれました。

メールの内容は、
「こっちにも少し緊張感伝われば、
早く論文かけるかもね。」
と、見事に私の緊張感をプラスに持っていってくれました。

こんな友人は、私には必要みたいです。(笑)
ありがたいものです。

桃の毛姫。。。